山梨の人気店で出会った珠玉の味。30時間煮込んだシェフ渾身の「甲州富士桜ポークのカレー」
山梨県が進めるサステナブルな取り組みから生まれた、こだわりの食材をふんだんに使用したこの日だけのスペシャルなコース料理を堪能してきました。 レストラン ボルケーノのシェフの笑顔を見る
訪れたのは、山梨県北杜市にある「ハイジの村」内の『レストラン ボルケーノ』。
前菜には、平飼い放牧で育てられた「黒富士農場」の極上たまごを使用した「スタッフド・エッグ」や、「富士の介フュメ バラ造り」、「甲州ワインビーフのロースト クレームレホール添え」、さらに「甲州地どりのムース 生ハムとハーモニー」が登場。 特に「スタッフド・エッグ」は、クリーミーで濃厚な卵黄の風味がクセになる一品でした!
また、県内産ワインとの相性も抜群。ワイン名の『サントネージュ』は「聖なる雪」を意味しており、富士山の頂に雪が積もる雄大な姿に敬意を込めてこの名前をつけたそうです。 凝縮した果実味となめらかな口当たり印象的。心地よい余韻がお料理の味わいを引き立ててくれます。
他にも、「大塚人参のポタージュクリームスープ パイ包み焼き」や、二酸化炭素の発生を抑えた農法で育てられた「山梨県産葡萄盛り合わせ」など、豊富なラインナップに大満足。
特にシャインマスカットは、口に入れた瞬間のバリッとした皮の食感と甘みがたまりませんでした。
そして、コース料理の〆を飾るのは、シェフ渾身の30時間じっくり煮込んだ「甲州富士桜ポークのカレー」。 とろけるように柔らかいお肉は、スプーンで軽くほぐれるほど。 口に含むとほんのり広がるスパイスの香りと豚肉の旨味が絶妙なバランスで、最後の一口まで飽きることなく楽しめます。 カレー好きにはたまらない一皿で、思わず無我夢中で食べ進めてしまいました。普段は味わえない一皿ですが、ぜひ他の料理も楽しみに出かけてみてください。
●SHOP INFO レストラン ボルケーノ 住:山梨県北杜市明野町浅尾2471 tel:0551-25-4700
ライター・加藤朋子