前サクラセブンズHCの鈴木貴士氏が男女7人制コーチングディレクターに就任。
女子セブンズ日本代表“サクラセブンズ”前HCの鈴木貴士氏が男女7人制コーチングディレクターに就任する。10月1日に日本ラグビー協会が発表した。 鈴木氏は2028LA五輪世代・2032ブリスベン五輪世代をターゲットにした強化計画の立案・実施、男女7人制アカデミー・シニアアカデミーコーチングおよびコーチ育成を担当する。 鈴木貴士氏はプレーヤーとして中央大、セコム、クボタに所属。セブンズ日本代表としては25キャップの出場記録を持ち、2009年ワールドカップセブンズドバイ大会に出場。2006・2014年のアジア大会では金メダルを獲得した。 2017年の現役引退後は男子セブンズ日本代表HC、セブンズユースアカデミーコーチ、ユニバーシアード男子日本代表HCを歴任。2021年12月から女子セブンズ日本代表HCに就任し約3年間に渡り指揮を執った。サクラセブンズのオリンピック史上最高位となる9位の戦績を残した2024年パリ五輪後、任期満了により退任していた。 ラグビーマガジン11月号(9月25日発売)のインタビューでは、進路は未定ながら今後もラグビーに携わりたいという意向を示していた。 鈴木氏は「男女7人制コーチングディレクターに就任することができ、大変光栄に思います。これまでの男女の指導経験を生かして、男女7人制の強化に全力を尽くしていきたいと思います」とコメントを発表している。