小池都知事定例会見7月21日(全文1)日本橋の高速道路を地下化への取り組み
島嶼地域における電気自動車普及モデル事業を開始
それから新島と八丈島。八丈島は例の、天候によって最後行けなかった八丈島ですけれども、今回は以前もお伝えしたと思いますが、島嶼地域における電気自動車普及モデル事業をいよいよ始めます。島嶼地域っていうのは自動車での移動距離が、島が小さいですからそもそも短い。それからガソリン代が、こちらと比べまして島部分は運賃がかさむ分、その分高いわけですね。ということが特徴でございますので、ここはまさしく電気自動車にぴったりと、活用するメリットが大きいわけでございます。そこで導入のメリット、そして効果的な使い方の検証などを目的とした2つのモデル事業を行うというご報告であります。 まず1つ目ですけれども、8月下旬に大島支庁新島出張所に庁有車として電気自動車を1台試験導入いたします。日常業務で利用しながら、経済性や業務への支援の有無、そのほか非常用電源としての活用などを検証するというのがございます。導入する電気自動車のイメージはご覧のとおりでございまして、庁有車としてだけでなくて、地域のイベントなどの際には島にお住まいの皆さんにも実際に体感していただく機会を設けたいと思っています。デザインはサーフボードということになっております。 2つ目が同じく電気自動車の普及に向けた実証実験でございまして、9月の下旬から八丈島で実施をするというものであります。今年度は宿泊施設を拠点といたしまして、電気自動車3台のカーシェアリングを実施いたします。そして宿泊施設の事業者、そして観光客など、多くの方に利用してもらって、電気自動車の使い勝手、経済性を検証していくというものであります。今後はタクシーであるとかレンタカーなど、ほかの業種への実証実験を行いまして、電気自動車の安心感とお得感を分かりやすく提示いたしまして、島々におけます事業者への普及拡大につなげていきたいというものでございます。
東京2020大会のガイドブックが完成
3番目が、これもお知らせでありますけれど、東京2020大会のガイドブックができたということでございます。これは組織委員会との協働で作成したものでございまして、大会概要を分かりやすく取りまとめております。競技や会場計画、パラリンピック、それから復興を後押しする取り組みとか、大会関連のイベント、ボランティアなどについて幅広く紹介をしている冊子になります。多くの方々に大会に関する理解を深めていただいて、大会関連イベントへの参加、そして競技の観戦、ボランティアなどの大会に関わるきっかけとしていただければと考えております。 で、これは、来週24日月曜日に都民広場で3年前イベントを開催するわけでありますけれども、それを皮切りといたしまして、大会関連イベントにご参加いただいた方々であるとか、都内や全国の自治体などに配布をしてまいります。ここに書いてある内容ですけれども、大会準備の進捗に合わせて更新して、また充実させていくこととなります。まず日本語版、それから英語版を作成しましたけれども、今後必要な他の言語も作成していくという考え方でございます。