夫が単身赴任先でハマった7年間の不倫。不倫解決カウンセラー自身が「サレ妻」になったとき、妻として選んだ「最良の選択」とは
男はチャンスがあれば不倫する?
河村さんは、不倫が始まる時、既婚男性の言葉を信用しない方がいいと言います。 「夫に不倫された妻は、相手の女性から、『あなたがそういう感じだから、旦那さんが不倫するんです』と言われることがあります。つまり、妻が至らないせいで夫が不倫したと。でも、そんなことはありません。男性はさして理由がなくても、チャンスがあれば不倫することが往々にしてあります。 男性は自分をよく見せたいので、不倫するのは、奥さんがご飯を作ってくれないからとか、お小遣いが少ないからとか、モラハラされているとか、奥さんが子どもを怒っている顔が目に焼き付いて女として見られずもう無理とか、あれこれ言います。それを聞かされた女性は、たいてい信じてしまいます。 だから、相手の女性に、『あなた(妻)がそういう感じだから』と言われるのです。」
単身赴任したのが運のつき
しかし、7年間も続いた文夫さんの不倫。本気ではなかったのでしょうか。 「最初は、それほどのめり込んでいたわけではないと思いますが、本気だったようです。うちの場合、夫が福岡から大阪に単身赴任していたことが原因の一つです。 当時、私たちは福岡に住んでいたので、私と娘も大阪について行くと言いました。でも、夫は、『お金がかかる、引っ越し代金もかかる、転勤族だから、ついてきてもまた勤務地が変わる、その度に引っ越すのは大変だ』と言いました。 福岡にいても月のうち3分の2は他府県に行っているので、それじゃあ、どこに住んでいても一緒だねということになり、引っ越さないことにしました。 ところが、彼はその後の赴任先である広島の社員と不倫をしていたのです。」
女の勘
陽子さんは夫の不倫に気づいたのは、不倫が始まってから半年ほどした時でした。 「別に何が合ったというわけではなかったのですが、女の勘です。ある日突然、朝目覚めた時に、『夫のいる広島に行ってみよう』と思い立ちました。自分でも勘がいい方だと思います。 食材をいっぱい買って、掃除機も車に積んで、九州から広島に向かいました。夫に『部屋に行って掃除をするから、部屋の鍵を渡して』と言っても、『なんでやねん』と言ってなかなか渡してくれませんでした。」
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