大阪府・吉村知事が定例会見5月19日(全文5)有事の発想でワクチンを早く届ける
アリーナで空飛ぶ車を活用するのか
Lmaga.jp:エルマガジンの岡田です。アリーナについてなんですけれども、先ほど交通手段についてのご回答があったと思うんですが、知事はかねてから空飛ぶ車について積極的な姿勢だったと思うんですが、このアリーナで空飛ぶ車を何か活用するとか、そういった展望などございましたらお願いします。 吉村:今今の時点では特にはないです。で、空飛ぶ車って最初ある意味、市民権を得るまで少し時間が掛かるだろうなと。技術的な面とか安全面とかっていうのは万博までには、僕はクリアできると思っています。規制について、国との関係でもクリアできるし、大阪で実現したいというふうに思っています。ただ、やはりこれは市民の皆さんに理解をいただくっていうことの社会的許容性っていうのもやっぱり、どんどんそれは僕なんかは利用したいと思うんですけど、社会はいろんな人の中で成り立っていますから。 そう考えたときにはそういったことも考えていかなきゃいけないとするならば、やっぱり最初、空飛ぶ車は海だと思うんです、海の上、川の上だというふうに思っています。住宅の上をそう簡単に飛ぶっていうのは、住民の皆さんがいらっしゃるわけなので、そういった意味ではやはり社会的な許容性を得られるまでは川の上、海の上で空飛ぶ車の安全性であったりいろんな課題というのをクリアすれば僕はどんどん広がってくるんではないかなというふうには思っていますので、まず空飛ぶ車については、万博のときにはぜひ実用化したいと思っていますし、そのスピード感で今、進めています。で、多くの企業も手を挙げてくれています。 最初はベイエリアということで、USJであったり海遊館であったり、この夢洲の会場であったり、淀川であったり、そういったところを中心に空飛ぶ車については大阪で実現させていきたいと思っています。どうしても万博会場は吹田にありますから、新御堂がありますけど、新御堂の上だったら車の上ですけど、やはり将来的にはあり得るとは、大きな道路の上を通るという意味ではあり得るかもしれませんけど、まずはやはり空飛ぶ車は海上、そして川の上空だろうと思っていますから、万博に向けてやっていきたいと思っています。 司会:よろしいですか。質問を予定されている方、一度挙手願います。最後2人ですね、じゃあ後ろの。はい。