大阪府・吉村知事が定例会見5月19日(全文5)有事の発想でワクチンを早く届ける
非常に判断が難しい
でも日々、事業者の皆さんには負担をお願いしているわけなんで、これはいつまでするのっていうのは当然出てくる、非常に判断が難しいです。結果、増えればこれはやっぱり違うじゃないかと、結果論でさまざまこれもご指摘も受けることにもなるし、厳しい状況にもやっぱりなってしまう。そうすると府民の命がやっぱり危険にさらされてしまうと。でも経済を抑え続けると同じような問題もあると。非常に判断が難しいところではあります。先行事例がありませんので。 ただ、その中でも感染のしやすさというのを頭に入れながら判断していくっていうのも知事の仕事でもありますから、それは来週の本部会議で判断していきたいと思っています。僕自身は非常に今、なんとか感染、1000名、1200名いっているころ、このままいけば2000、3000いくよって専門家に言われていたころと比べると落ち着いてきているとは思うんですけど、ちょっとこの先読めない中、少しでもこれが落ち着いてくれればなと思いながら、今、対策を打っているというところです。 読売新聞:すいません、あとワクチンの大規模接種会場について最後1つ追加で。11月末ということで設定されているんですけども、この期限のおおむねの理由と、あといろいろ会場を選定される際に先にイベントが入っているケースなどもご説明されていたんですけども、そういったところへは中止、延期を求める際の一定、特に補償などはないということでいいでしょうか。 吉村:まず、ワクチンについては1日も早く着実に府民の皆さんに届けたいと思っています。その環境を整えたいと思っています。そうすることが将来起きるであろう府民の皆さんの命を守る、健康を守る、病院を、医療逼迫を防ぐ、社会経済をぐっと負担をお願いすることがないような社会を実現するという意味で、このワクチンを1日も早く、1人でも多くというのは、僕は非常に重要なことだと思っています。