大阪府・吉村知事が定例会見5月19日(全文5)有事の発想でワクチンを早く届ける
精一杯の数が3000名ということか
大阪日日新聞:それからちょっと規模感の問題なんですけれども、最大3000名ということなんですが、これはある意味、施設のつついっぱいの数が3000名というふうなことのイメージでしょうか。 吉村:この施設のつついっぱいは3000名です。で、打ち手の看護師さんについては確保できていますので、場合によっては医師を確保できれば、別に2カ所、3カ所目というのも可能になってくるとは思います。ただ、この施設でいくと、3000までが、前、ドームを1棟借りして、全部使ってやっぱり3000なので、3階部分は2000平米、1000平米、2000平米ですけど、今回3階部分は使えません。で、8階には会議室のワンフロアスペースがありますから、3階部分、丸々空いているので、3000はいけると思います。 で、現実に医者の確保も、手を挙げてくださっている方も出てきていますから、おそらくそう遠くない時期に3000名は実現できると思います。で、打ち手の看護師さんはかなり確保、手も挙げていただいていますので、より予診の医師さえ確保できれば、あと場所とかお金はなんとか問題解決できますから、やっぱり予診の医師の確保さえできれば、2カ所目もつくっていけると思いますけども、まずはこの1カ所、確実に運営していきたいと思います。
副反応の違いの周知はどう考えているのか
大阪日日新聞:すいません、何度も申し訳ございません。あと、ワクチンがモデルナ製ということで、一般に今、一番よく打たれております、ファイザー製と比べて副反応が少し違うというところもあります。そこら辺のところの周知っていうのはどういうふうに考えておられますでしょうか。 吉村:副反応については相談窓口等も、専門相談窓口もこれは設置もしておりますし、どんどん、大阪府でももうすでにありますからご相談をいただけたらと思います。で、モデルナについても大阪府が初めてやるわけではなくて、もう世界ではどんどん打たれているものですし、そして自衛隊でももうすでに始めているものでもあります。 中身としては、メッセンジャーRNAワクチンなので、その効果についても、やはりファイザーとほぼ同等のものだというふうに思っています。アストラゼネカはちょっとワクチンの種類が違うので、違うというところはあると思いますけど、モデルナとファイザーはもちろん大きな意味では僕はほとんど変わらないんではないかと思っています。 副反応についての相談は相談窓口を設置していますから、そちらに相談いただければいいと思いますし、われわれ現地においてもきちんと副反応に対応できるお医者さんというのはもちろん配置していきますので、ぜひ安心してワクチンの予約をしていただきたいと思います。ワクチンをしないことのほうのデメリットのほうが圧倒的に大きいと思います。 大阪日日新聞:ありがとうございました。 司会:次の方、手をあげてください。じゃあ一番後ろの女性。