子どもが勉強に集中できない原因は「部屋」にある!? プロが実践した“賢い子”になる学習環境の整え方
こんにちは。片づけ遊び指導士で時短家事コーディネーターのアリカです。 中学生の長女、小学5年生の次女、小1の長男の3人の子どもがいます。 【ビフォー→アフターの画像を詳しく見る】間違いだらけだった学習環境を整えた結果…… わが家では、小学生の毎日の宿題や自宅学習は、リビング学習を採用するため、スタディスペースを設置しています。 今では小学生二人で取り合いをするこのスタディスペースも、数年前までは学習に不向きな環境でした。 今回は、「学習に集中できる環境」に変化したわが家のスタディスペースを改善点とともにご紹介します。
3年前のスタディスペースは……
まずはbeforeをご覧ください。 卓上にそのまま置かれた学用品、手元を照らすテーブルライトもなかったので、頭の影が映って手元の文字が読みづらそうでした。 改善点を詳しくご紹介していきます。
(1)卓上にモノを置かない
鉛筆削りや卓上クリーナー、どれもあると便利な学用品アイテムですが、そのせいで卓上がモノで溢れてしまっては本末転倒。 広々としたスペースを確保するため、必要な時にサッと手が届くよう、壁に収納場所を確保しました。 無印良品の『壁に付けられる家具シリーズ』の収納が大活躍しました! 学用品以外にも、スマホやスピーカーの定位置としても役立っています。
(2)シンプルな収納法
学校で支給されているChromebookや、自宅学習のタブレットもこの場所に置いておく必要があります。 すぐ学習に取り掛かれるように、出し入れのしやすい収納を心掛けました。 マチの広いトートバッグにブックエンドを使った仕切りを入れて、タブレットなどを取り出しやすくしました。また、充電に必要な充電コードも放り込むだけで手間要らずの「巾着収納」を採用。 ストレスのないシンプルな収納方法にしたおかげで、使った後は自分で片付けてくれています。
(3)壁面を活用してスケジュールを可視化
習い事や学校行事など、可視化できるようにマンスリーカレンダーを机の前の壁に貼って予定を管理するようにしました。長期休みの時は家族のイベントやお休みなども書き込んで家族全員で予定を把握しています。 また、持ち物や覚えておきたい大切なメモなども気軽に書き込めるホワイトボードを壁に貼り付けました。 これにはマグネットも付くので、プリントを貼って管理することもあります。 小学5年の次女は、このホワイトボードにその日のToDoリストを書き込んで予定管理をしています(弟の分もリストを書いてくれることも)。 カレンダーもホワイトボードも、どちらも予定の管理にとても役立っています。