なぜジャパンC夢の3強対決は名勝負になったのか?
アーモンドアイは12月19日、中山競馬場で引退式を開催予定。初年度の交配種牡馬はエピファネイアの名前が挙がっている。一方のコントレイルは7連勝でストップ、デアリングタクトも5連勝で無敗が止まったが、最強馬と相まみえたことは大きな意味がある。コントレイルの上がり3ハロンの34秒3のタイムはアーモンドアイの34秒7をも上回っている。 競馬評論家の棟広さんは、「2、3着に入った3歳の牡牝3冠馬の力もズバ抜けていた。相当のポテンシャル。コントレイル、デアリングタクトは同じG1レースを走れば、2キロ差が常につくわけですが、どこで再戦するのか、それも待ち遠しい。できれば1年後のジャパンカップで対決してほしい」と言う。 競馬史に残る名勝負は、最強3歳馬の未来の財産となっていく。