神戸須磨シーワールドのオープン日に披露されたシャチのパフォーマンス。観客は満員となり、ジャンプするたびに大きな歓声が上がった＝6月1日、神戸市須磨区（渡辺恭晃撮影）

LINEヤフーは4日、前年と比べ検索数が急上昇した人物や商品、施設などをランキング形式で紹介する「Yahoo！検索大賞2024」を発表し、「お出かけスポットカテゴリー　カルチャー施設部門」で神戸市須磨区の水族館「神戸須磨シーワールド」を1位に選出した。 【写真】レストラン「ブルーオーシャン　オルカスタディアム」ではシャチを見ながら食事を楽しめる 神戸須磨シーワールドは、神戸市立須磨海浜水族園の跡地で6月1日に開業。「楽しみながら学べる」をテーマに、西日本で唯一シャチが見られるだけでなく、生態を学べる世界初の教育ゾーンがある「オルカスタディアム」、イルカと触れ合える「ドルフィンスタディアム」、ペンギンやクラゲなどが展示されている「アクアライブ」の3棟に分かれている分棟型水族館だ。 一番の目玉スポットはオルカスタディアム1階にあるビュッフェレストラン「ブルーオーシャン　オルカスタディアム」。ともに体長約5・2メートルのステラ（推定38歳）とラン（18歳）の母娘シャチが優雅に泳ぐのを眺めながら、兵庫県産食材をふんだんに使った料理を味わえることで評判だ。 早くも開業4カ月で100万人が来場し、11月末時点で130万人を突破する人気ぶり。9連休となる年末年始も休まず営業する。同館の担当者は混雑の恐れがあることから事前のチケット購入を呼びかけている。「ブルーオーシャン　オルカスタディアム」のステラとランが見られる席は要予約。 2位はニンテンドーミュージアム（京都府宇治市）、3位は福井県立恐竜博物館（福井県勝山市）だった。