売上UPの秘訣は商品の魅力を伝える「コンテンツ力」。ヒットを飛ばし続ける集英社のECサイト「ハッピープラスストア」の戦略とは
ECに求められる人材は「前提を疑い、新しい挑戦ができる人」
「ネットショップ担当者アワード」は、ECで活躍する個人を表彰する賞だが、現在のEC事業に求められる人材について湯田氏に聞いてみた。湯田氏によれば、変化の激しいこの時代に、従来のやり方や常識が本当に正しいのかを疑って、常に新しいことにチャレンジできる人は結果が出せると期待している。
さらにECの場合、細かい業務作業がとても多いため、それに対してきちんと向き合いながら、自らそれを効率化していける人に対しても有望視している。そして、顧客の気持ちや市場の環境をきちんと想像しながら、最後までやり切れる人材はEC市場で活躍できると指摘する。
┌────────── 今の時代に必要なのは、「従来通り」に甘んじるのではなく、これまでの前提を疑い、より良いもの作りを追求できる人。前例踏襲で安心してしまったり、満足してしまったりしては、得られる結果は横ばいになってしまいやすいし、お客さまも悪い意味で慣れてしまい、飽きられてしまう可能性もあります。お客さまが見たものに魅力を感じてくれるとは限らないし、同じことをやっていくよりも、新しいものを取り入れていける方が良いと思います。(湯田氏) └──────────