堪能すべきは絶景と美食!「コートヤード・バイ・マリオット福井」で遊びつくす充実のホテルステイレポート
北陸新幹線の延伸によって俄然行きやすくなった福井。このプロジェクトにあわせて開業したコートヤード・バイ・マリオット福井は、福井県初のインターナショナルホテルです。 【画像】越前漆の技術を使ったレセプションのデスク。まず3階のこちらへ、そしてエレベーターで上層階のホテルへ。 世界最大のホテルグループ、マリオット・インターナショナルにおいて“コートヤード・バイ・マリオット”のカテゴリーは比較的手ごろな価格帯で宿泊できる「セレクト」に含まれます。けれど、実際宿泊してみたところ、「最高級の“ラグジュアリー”に限りなく近い、“プレミアム”なのでは!?」という印象。特にレストランが素晴らしく、かなり掘り出し物のホテルを見つけた気分です。 そしてロケーションが素晴らしい。資料には「福井駅から300メートル、徒歩2分」とあるけれど、実際、福井駅とはターミナルを挟んだ正面。普通なら“駅前”と書くところを、なんとも奥ゆかしいではありませんか。また、北陸自動車道福井インターチェンジから車で15分とあって、車派にも便利です。 コートヤード・バイ・マリオット福井は28階建て、地上120メートル。福井県随一の高さを誇ります。駅周辺の家並みはもとより、遠く日本百名山の荒島岳や白山、足羽(あすわ)山や足羽(あすわ)川の桜の並木道など、見どころが眼下に広がります。
福井県随一の高さを誇る28階の館内、どうなっている?
28階建ての建物のうち、エントランスが位置するのは3階。ドアが開くと、ふわりと柑橘系の香りに包まれます。これはシトラス+ベルガモットのコートヤード・バイ・マリオットならではのフレグランスです。 そしてエレベーターで16階へ。この階にフロントやラウンジ&バーがあります。一階下がった15階にメインレストラン「サブスタンス」と日本食レストラン「福い」があり、客室は17~28階に252室。16階までは宿泊していなくても訪れることができ、レストランやラウンジのみの利用でもOKです。 館内には越前漆器の技術や和紙を使った照明、宇宙開発にも使われる三軸織物で作った恐竜の骨格、DNAのらせんをイメージしたオブジェなどが飾られています。いわば数千年前の太古から未来まで、福井を象徴するアイテムがさりげなく取り入れられています。