堪能すべきは絶景と美食!「コートヤード・バイ・マリオット福井」で遊びつくす充実のホテルステイレポート
福井らしさをデザインや装飾に取り入れた客室
6タイプ255室からなる客室は窓が大きく、明るい印象です。客室も福井ならではのものを巧みに取り入れています。たとえば、ベッドのヘッドボードのブルーは、福井の足羽山(あすわやま)周辺で採掘された貴重な笏谷石(しゃくだにいし)から。この石は水に濡らすと、明るいけれども深い味わいのある青に変わり、“福井ブルー”とも呼ばれています。壁には恐竜をテーマにしたグラフィックアートも。 客室は25平方メートル以上。スーペリアとデラックス、それぞれキングとツインがあり、客室の主流となっています。シャワーはハンドとレインとあります。 憧れは各フロアの角部屋に位置する、コーナーデラックスキングとスイートキング。足羽山や足羽川、荒島岳など、壮大な景色をベッドに横になったまま愛でることができます。また、この2つの客室タイプはバスタブ付きです。
けっこう遊べる! レンタカーで回る福井半日観光プラン
最後に、コートヤード・バイ・マリオット福井を拠点にレンタカーで回る観光プランをご案内。しっとり和情緒な気分に浸れます。 11:00 ホテル出発 11:10~11:50 養浩館庭園 養浩館庭園は福井駅から歩いて約15分。福井藩主・松平家の別邸だった数寄屋造りの屋敷を、養浩館庭園として一般に公開。池の周囲をぐるりと回れる回遊式林泉庭園で、四季の移ろいを感じる庭木や福井の名産である笏谷石が配されています。池に面した開放的な畳の間に腰を下ろして景色を眺めれば、しみじみと日本人でよかったなぁと感じるはず。 12:20~13:10 けんぞう蕎麦 脱サラから蕎麦屋をはじめて26年、長い行列ができる人気店「けんぞう蕎麦」に。メニューは“おろしそば”と、つけ麺の“けんぞうそば”の2つだけ。北海道と福井の蕎麦をブレンドした十割そばは、薫り高く、のど越し爽快、そして風味豊か。“おろしそば”は辛み大根を加えた大根おろし入りの特製だしに、好みでかつおぶしやネギを加えて。 13:40~14:30 越前大仏 大師山清大寺に鎮座する越前大仏は、220トンもの銅を使用し、17メートルの高さを誇る、日本一大きな大仏。左右に羅漢像と菩薩像が2体ずつ、そして三面の壁を1,281体もの小仏がびっしりと。この大師山清大寺は、タクシー事業で成功を収めた地元の実業家・多田清氏が建立。 14:40~15:20 平泉寺白山神社 名峰・白山は信仰の対象であり、富士山・立山と並ぶ日本三名山のひとつ。その白山に養老元年(717年)の泰澄大師により創建されたとされるのが平泉寺白山神社。平安後期には天台宗比叡山延暦寺の末寺として発展し、戦国時代に最盛期を迎えたそうです。境内は一面、美しい苔で覆われ、別名“苔宮”、“苔寺”とも。 15:50~16:40 ESHIKOTO 福井の老舗酒造「黒龍酒造」がお酒を核に福井を中心とした北陸の食や文化を伝える複合施設「ESHIKOTO」。テイスティングやワインセラーの見学などができます。施設は目の前に福井のお酒の厳選である九頭竜川がとうとうと流れ、緑の山々と対峙する風光明媚な環境も魅力。この秋、オーベルジュも誕生。 コートヤード・バイ・マリオット福井 電話番号 0776-50-6621 宿泊料金 26,620円~(1室2名利用、朝食付き) アクセス 福井駅から徒歩2分 古関千恵子(こせき ちえこ) リゾートやダイビング、エコなど海にまつわる出来事にフォーカスしたビーチライター。“仕事でビーチへ、締め切り明けもビーチへ”をループすること30年あまり。 ●Instagram
古関 千恵子