「クボはサカの役割に適している」主力FW負傷のアーセナル 獲得候補に久保建英が“最適”と現地報「まさにうってつけの選手」
いよいよ幕を開けた冬の移籍市場において、欧米各国メディアにより、レアル・ソシエダの久保建英の名前がアーセナルの獲得候補として挙げられている。 【動画】久保建英がらしさ全開のゴラッソ!「ロッベン、メッシみたい」とファンも騒然のファインゴールを見る アーセナルは昨年末に行われたリーグ第17節クリスタル・パレス戦で、FWブカヨ・サカがハムストリングを痛め途中交代しており、長期離脱を余儀なくされるという事態に見舞われた。そのサカの代役として、久保を候補に推す声が一気に膨らんだ格好だ。 米国のアーセナル専門サイト『FANSIDED Pain In The Arsenal』では現地時間1月3日、この冬にアーセナルが獲得すべきウイングプレーヤーを挙げており、その中の1人として久保が名を連ねている。 同メディアは、「クボの代理人が関心を集めるために動いているだけの可能性もあるが、この冬注目されるべき選手として位置づけられている」と主張しており、同じくトピック内で紹介されている、PSVのヨハン・バカヨコとプレースタイルが近いとして、「バカヨコと同様にクボはサカの役割に適している」と評価。 またその一方では、「しかし、両者ともにサカと同じようなレベルのパフォーマンスをすぐに発揮できるとは期待すべきではない」とした上で、「クボは小柄なウィンガーで、1対1の能力に優れている。両ウイングでプレー可能だが、アーセナルが求めるような圧倒的で破壊力のある才能とは少し異なるかもしれない」などと見通している。 英メディア『ONEFOOTBALL』でも、サカが離脱となった現在のアーセナルに対し、「2024-25年シーズンの後半に向けて攻撃陣を強化したいと考えており、クボはまさにうってつけの選手だ」と強調する。 同メディアは他にも、「今季のリーガ・エスパニョーラとヨーロッパリーグで23試合(1月4日現在)に出場し、4ゴール2アシストを記録している」とこれまでのスタッツも紹介しながら、「クボは、その万能性からアーセナルにとって理想的な補強となる」と指摘。加えて、「かつてバルセロナの元監督シャビ・エルナンデスから『トップレベル』『ワールドクラス』と評された23歳の彼は、ノース・ロンドンに所属する選手としてそのクオリティの高さを発揮できるだろう」などと、賛辞を並べた。 今季もそのパフォーマンスが各メディアから高い評価を受けている久保。かねてより獲得の噂が伝えられていたアーセナルがいよいよ、具体的な動きをみせるのだろうか。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]