【大分県・2024年版】秋の絶景・風物詩10選。風情豊かな城下町に2万本の竹灯籠が灯る
◆耶馬渓ダム記念公園 溪石園
「耶馬渓ダム記念公園 溪石園」は、1987年(昭和62年)、耶馬渓ダムの完成記念に造られた約2万平方メートルの日本庭園。100種3万1,000本以上の樹木や池、岩、滝などがあり、ダムの水や数万個の耶馬溪の数万個の石によって耶馬溪の渓流が再現されている。 園内全体が鮮やかな色に染まる紅葉の時期の美しさは圧巻。庭園のシンボルとなっている朱色の橋も紅葉と調和し、フォトジェニックな光景に。50種2万本の樹木に池、岩、滝などが四季折々に、見事な調和を見せる公園だ。 また、期間限定でライトアップも行われ、赤、オレンジ、青、緑、紫といった原色の光で、紅葉が幻想的に演出される。 紅葉の見ごろの時期:10月下旬~11月中旬 耶馬溪ダム記念公園 溪石園(やばけいダムきねんこうえん けいせきえん) 所在地 大分県中津市耶馬溪町大字大島2286-1
◆普現寺
普現寺は、大分県で語り継がれる民話の主人公「吉四六(きっちょむ)さん」のモデルとなった、広田吉右衛門氏の菩提寺。県内でも有名な紅葉の名所であり、見ごろの時期には多くの見物客が訪れる。 境内の約200本のモミジが色づく様は壮観で、散ってもなお参道を絨毯のように赤く染める。また、荘厳な「普賢菩薩」を囲むように枝を伸ばすモミジは、神秘的で趣がある。 ※見ごろの時期:11月中旬~11月下旬 普現寺(ふげんじ) 所在地 大分県臼杵市野津町野津市1346
◆富貴寺大堂
国宝の富貴寺大堂は現存する九州最古の木造建築物(平安時代後期)で、平等院鳳凰堂、中尊寺金色堂と並ぶ、日本三阿弥陀堂の1つといわれている。美しい新緑や紅葉、雪景色など四季折々の風景が印象的な寺院だ。 秋には、まるで黄色い絨毯を敷き詰めたかのようなイチョウの落葉が見られ、その光景は圧巻の美しさ。 富貴寺大堂(ふきじおおどう) 所在地 大分県豊後高田市田染蕗2395
◆御霊もみじ
耶馬渓の紅葉が見ごろを終える頃に、見ごろを迎える御霊もみじ。紅葉の穴場として知る人ぞ知るスポットで、その姿を収めようと毎年多くのカメラマンが訪れている。 苔むした御霊神社の参道の階段の両脇にあるモミジが紅葉している様子は神秘的ともいえる美しさ。参道上に落ちた色とりどりの落ち葉は絨毯のようで、見ごたえたっぷり。 御霊もみじ(ごりょうもみじ) 所在地 大分県中津市耶馬溪町大字戸原