藤原英昭厩舎のプラス条件やマイナス条件を紹介 中京芝は条件次第で単回収率400%超
東京コースでは妙味が薄い
次に藤原英昭厩舎のマイナス条件についても確認していく。 <藤原英昭厩舎のマイナス条件> 東京芝【10-13-9-93】勝率8.0%/連対率18.4%/複勝率25.6%/単回収率35%/複回収率58% 札幌芝【7-6-5-45】勝率11.1%/連対率20.6%/複勝率28.6%/単回収率48%/複回収率72% 芝×距離短縮【20-12-31-153】勝率9.3%/連対率14.8%/複勝率29.2%/単回収率62%/複回収率82% ダート×距離延長【6-4-3-68】勝率7.4%/連対率12.3%/複勝率16.0%/単回収率20%/複回収率32% 芝コースでは、東京、札幌競馬場での妙味が非常に薄い。特に東京競馬場では勝率8.0%、単回収率35%と苦戦傾向であり、人気馬でも疑ってかかりたい。ただ、例外的に東京芝2400mは【3-7-1-15】で複勝率42.3%、複回収率98%と優秀。流石はダービートレーナーである。 芝の距離短縮ローテも妙味が薄めだ。該当馬の成績は勝率9.3%、単回収率62%とそれほど悪くない数字ではあるが、前章で挙げた距離延長組が勝率11.2%、単回収率133%、同距離組についても勝率12.8%、単回収率121%であることを踏まえると少し物足りない。やや割り引いて考えるのが賢明だ。 ダートでは前走からの距離延長がマイナスとなる。該当馬は勝率7.4%、単回収率20%と大苦戦。同距離組は勝率19.9%、単回収率97%、距離短縮組が勝率17.3%、単回収率77%と、他と比べて大きく成績を落としている。見送るのが吉だ。 《ライタープロフィール》 東大ホースメンクラブ 約30年にわたる伝統をもつ東京大学の競馬サークル。現役東大生が日夜さまざまな角度から競馬を研究している。現在「東大ホースメンクラブの愉快な仲間たちのブログ」で予想を公開中。
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