愛知県・大村知事が定例会見5月9日(全文1)故豊田喜一郎氏と故盛田昭夫氏を名誉県民に
INSEADイノベーションプログラムを実施
愛知県ではこうした連携協力関係を生かしまして、2020年度からはフランスの各支援機関との連携事業を行っておりまして、21年度は、記者発表資料6ページ、6ページでございます。の事業概要に記載してありますように、マル1、INSEADにおける県内の大企業の新規事業担当者を主な対象とした、INSEADイノベーションプログラムを実施しております。 マル2、Paris&Coがオープンイノベーションに関するセミナーなどを実施したAichi・Paris&Coイノベーションプログラムも実施をいたしました。マル3、日仏両国のスタートアップ関係者の交流の促進を目的としたセミナー、Aichi Prefecture and Bpifrance connectを行いました。これは施策の2021年度成果について、記者発表資料7ページ、これまでの成果に記載しておりますので、具体的な成果事例は8ページに記載してあります。こういう実績を20年度、21年度と、こういうふうにやってきております。 そして8ページ、マル1。INSEADイノベーションプログラムについては参加企業一覧の表と、主に地元の大手企業が参加をし、新規事業開発部門の責任者がプログラムを受講いたしております。その中でも参加した製造業系の企業がプログラムを受講することにより、自社の持つシステムが取引先企業の開発を促進することを見いだし、取引先企業にシステムを提供して実証実験を行う段階に至るなど、事業会社のオープンイノベーションによる新規事業の展開に貢献できたと、そういう報告も受けております。基本、だいたい県内のさまざまな大手企業さんの新規事業担当者の方に受講をしていただいたということでございます。
セレンディピティが1つのキーワード
それからマル2、Aichi・Paris&Coイノベーションプログラムでありますが、スタートアップの推進に意欲的に取り組む県内5つの自治体や大学などが参加をして、プログラム内で、都市内での実証実験の具体例などをテーマに議論を行うことを通じて、参加した各自治体が抱える課題の共有につながったということでございます。5つの自治体は、参加のあった自治体は、これは県内5つの、愛知県もそうだな、愛知県、うちも入ってますが、愛知県、岡崎市、常滑市、南知多町、幸田町と、こういうことですかね。というところに参加をしていただいということでございます。 続いて、次にマル3。Aichi Prefecture and Bpifrance connectでは、参加した事業会社が登壇したフランスのスタートアップにコンタクトを取るなど、協業に向けた動きが見られたということであります。なお、資料にはありませんが、Station FからSTATION Aiの設計や支援プログラムなどにアドバイスを受けております。スタートアップ同士の偶発性な出合いが生まれるよう、キッチン等を設置するなど【特典 00:19:33】を取り入れたということでありまして、Station Fからは相当なノウハウをいただいているというところでございます。本当にここまで教えてくれるのかというぐらい親身に、親切に教えてくれてるということで、ありがたいことであります。 なので、意図せぬ出合い、幸運な出合い、セレンディピティというのが1つのキーワードになっておりますが、異業種が意図せぬ幸運な出合いで新たな化学反応を起こして、新たな事業展開をしていく。セレンディピティというのがこの世界の、世界的な今、流行語といいますかね、ヒットした言葉になっておりますが、これが大事なんだということを、それを具体にやるためにはこうするんだというところまでしっかりと教えていただいておりますので、それを着実に実現していきたいというふうに考えております。ですからSTATION Ai、この間、この4月から、今年度から衣替えをしたPRE-STATION Aiですね、グローバルゲートタワーにある。あれも同じようなことをどんどん今、進めていくということでやっていきたいと思っております。