愛知県・大村知事が定例会見5月9日(全文1)故豊田喜一郎氏と故盛田昭夫氏を名誉県民に
スピーディー、スマート、それからサスティナブル
それから新たに、この2つが今まで、森岡副知事のときもこういった形で、当時はチーム森岡と呼んでおりましたが、今度は「チームあいち」という形にさせていただき、根源的問い直しチームと、業務改善チームと、それに加えて今回は新たに新設をして官民連携、それから分権規制緩和チームをつくって、PFIなどの官民連携とか、分権規制緩和、民間人材の確保などについても検討をしていただき、部局横断的に、行財政改革というのは全ての分野にまたがりますので、この「チームあいち」、チーム古本と言ってもいいと思いますが、でしっかりと検討していただいて進めていただければというふうに思っております。 ちなみに今の「あいち行革プラン2020」のポイントは、スピーディー、スマート、それからサスティナブルということで、スピーディーでしなやかな県庁へと進化させるということでやっておりますが、それにさらに官民連携、分権規制緩和といった観点のチームをつくって、さらに前進をさせていきたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いをいたします。 ちなみに前回、チーム森岡、森岡副知事をリーダーとするプロジェクトチームは、2014年5月、森岡副知事就任後、直ちにつくらせていただきました。同様に今回も、ちょうどあれから8年後でありますが、「チームあいち」、古本副知事を中心に「チームあいち」。チーム古本と言ってもいいと思いますが、を立ち上げて、さらにこの「行革プラン」を前進させていきたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いいたします。それが2点目でございます。
仏スタートアップ支援機関連携事業の成果報告
それから続いて3点目でございます。フランスのスタートアップ支援機関連携事業の成果についてご報告をさせていただきます。これ、去年も。去年も今の、もうちょっとあとかな、4月ぐらいに海外の大学研究機関とのスタートアップの連携事業について、それぞれに状況と成果などについて、そして今年の予定といったことを報告しておりますが、私ども、海外との連携では、フランス、テキサス、それからシンガポール国立大学、それから中国と、4つの国とスタートアップで連携して共同事業をやっておりますけれども、それについて、それぞれに今の時点についての、昨年度まで、21年度までの実績、成果と、そして今年度、22年度の事業、プロジェクトといったことを順次まとめてご報告をさせていただければというふうに思っております。 まずはフランスですね。ということで、させていただきたいというふうに思っております。今月フランスへ渡航するということもありますので、そうした形でまとめさせていただきました。資料をご覧いただきたいと思いますが、愛知県は2018年10月に「Aichi-Startup戦略」を策定し、エコシステムの形成に向けた取り組みをやっております。一環として、海外のエコシステム先進地4カ所の大学などとの連携を進めております。フランスはヨーロッパにおけるスタートアップエコシステムの中心地の1つでありまして、多くのスタートアップ支援機関が存在しております。 資料をご覧いただきたいと思いますが、まず1ページは、その全体の概要ということでございます。それから2ページが先ほど申した、参考の1がフランス、アメリカ、シンガポール、中国との連携と提携の状況、それから主なプロジェクト。それから参考の2以下がフランスの相手先、INSEAD、Paris&Co、Bpifranceというのは何かということと、4ページがIMT Atlantiqueという大学の概要ということでございます。 5ページ以降が、その事業の成果レコードでありまして、まず2019年8月に私がフランスを訪問した際、世界トップクラスのビジネススクールであるINSEADのフォンテーヌブロー校を訪問し、パートナーシップを結ぶ連携を進めていくことで合意をいたしました。同時にパリ市の経済開発公社であるParis&Coとスタートアップ支援における連携協力に関する覚書を締結し、フランスを代表する工学系高等大学院のIMT Atlantiqueと包括交流に関する覚書の締結も行いました。また、政府系金融機関のBpifranceとは、2021年2月、去年2月に、スタートアップ支援分野における連携協力に関する覚書を締結させていただいたということでございます。