“自立した子”に育てたいなら…「0歳から寝かしつけ1分」で話題のフランス式育児がもたらす驚異のメリット
規則正しい生活リズムが身につく
さらに「フランス式育児」では、規則正しい睡眠時間を確保するために、日中の生活も規則正しくし 「体内時計・生活リズムを身につけることができる」というメリットもあります。 規則正しい生活リズムで、心身を健康に保ちやすいのはもちろんですが、リズムを把握することで子どもの状況を予測でき、育児しやすくなります。 すると次のようなメリットが生まれます。 ・日々の行動の予定を立てやすくなる ・リズムがわかるからお出かけをしやすい ・赤ちゃんの状態の予測が立つので、必要な準備を前もってできる たとえば、お出かけなども、「昼ごはんは12時。その後13時からお昼寝」など行動のパターンがわかっていたら、親子の行動も計画しやすいですよね。予防接種などの外出も赤ちゃんがご機嫌な時間帯に行くことができます。 「いつ泣き出すかわからないから、電車に乗せたくない」 「ママ友とのランチができない」 などの悩みも、「比較的ご機嫌に過ごせる時間帯に出かける」「お昼寝の時間帯に出かけてベビーカーで寝させる」など選択できるようになり、ストレスなども緩和されます。 また、フランス式育児では入眠前には粉ミルクを飲ませるので、ミルクも飲む、ひとりで眠ることができるとなれば、ママ以外の人が赤ちゃんのお世話をしやすい環境となり、人に預けやすいというのも大きなメリットです。 ※もちろん、母乳を希望する場合は母乳でも可能ですが、一般的には粉ミルクのほうが長時間眠りにつきやすいです。 「母乳でないと泣き止まない」 「ママでないと眠らない」 ということがないので、夫や祖父母、ベビーシッターや保育園など赤ちゃんの世話をする側にとっても、負担が軽くなります。負担が軽いのであれば、ママも頼みやすいですよね。 ここまでは、フランス式育児の物理的に短期間で得られやすいメリットについてあげてきました。でも、実はパッと見はわからないけれど、子どもの人生を左右する大きなメリットも得られるのです。 まず、「自分で考える、自立した子どもが育つ」ことです。フランス式育児では、早い段階から赤ちゃんに個室またはプライベートスペースを用意し、ひとりで過ごす環境を与えます。 そして大人も手取り足取りお世話をするのではなく、何が赤ちゃんに必要かを見極めてお世話をするので、子どもも過剰なお世話が当たり前にならず、自立した子どもが育ちやすくなります。 また、親側にとっても、「○○ちゃんのママ」ではなく、ひとりの人間として出産後も変わらずいられる意識が持てるので、人生に対する向き合い方も、そして行動も変わってくるはずです。