「セモー」のデザイナー上山浩征とプロスケーター荒木塁が目指した ファッションとカルチャーの境界線を超える服づくり
荒木:ぼくも全く同じです(笑)。
上山:以前のコラボでは、荒木さんが「セモー」の服を着てスケートする映像を制作しました。そのビデオを見たスケーターにブランドについて知ってもらい、「服を着ることを楽しんでもらう」という相乗効果を生み出したかったからです。今回もそこは変わりません。ビデオ撮影は田中秀典さんというスケーターのビデオグラファーにオファーしたのですが、彼の作品を知ってもらうことも裏テーマでした。
荒木:彼には僕個人としてもビデオを撮ってもらったことがあって、好きな作家さんです。
上山:境界線を超えたところにある何かを吸収して、生活をより豊かにする。「セモー」の服がそのきっかけになったらと思います。