【パリオリンピック バドミントン】アクセルセン、シンドゥなど前回大会メダリストが予選リーグを突破! ジョナタンは無念の予選L敗退…
7月31日に開催されたパリオリンピック・バドミントン競技(会場:ポルト・ドゥ・ラ・シャペル・アリーナ)5日目は、各種目の予選リーグが行なわれた。大会も中盤戦に入り、予選リーグ突破をかけた激しい戦いがコートで繰り広げられている。ここでは、午前のセッションに登場した海外選手の結果をお伝えする。 【パリ五輪2024】男子シングルス 予選リーグ・組み合わせ 混合ダブルスと女子ダブルスは、大会4日目を終えた時点で決勝トーナメント進出者が決定。予選リーグの戦いは、男子ダブルスと男女シングルスの3種目を残すのみとなった。 男子シングルスは石宇奇(シー・ユーチー/中国)やクンラビット・ビティサラン(タイ)、そしてビクター・アクセルセン(デンマーク)などが順当に勝利をつかみ、決勝トーナメントの切符を獲得。そんな中、注目を集めたカードはグループLの一戦。前回の東京オリンピック4位のケビン・コルドン(グアテマラ)が利き手の左ヒジを痛め、2戦目以降の試合を棄権。リーグは一人減って3選手の戦いとなり、その中で白星を挙げたジョナタン・クリスティ(インドネシア)とラクシャ・セン(インド)が激突した。 どちらが勝ってもおかしくない勝負は、センが第1ゲームを18本で制すると、続く第2ゲームは21-12で圧倒。2勝目を獲得したセンが次のステージへと勝ち進んだ。一方、今年の全英オープンで優勝を飾るなど、好調をキープしていたジョナタンは、無念の予選リーグ敗退に終わった。 女子シングルスは前回大会の銅メダリスト、インドのプサルラ・V.シンドゥが2連勝。危なげなく予選リーグを突破した。グループHは韓国の金ガウンとマレーシアのゴー・ジンウェイが激突し、勝ったのは金ガウン。ファイナルゲームは20オールとなる接戦になったが、最後は金ガウンが抜け出して65分の戦いを勝利で飾った。また、アメリカのベテラン、ベイウェン・ツァンも、ベトナム選手との激戦を制して決勝トーナメント進出を決めている。
取材/バドミントン・マガジン編集部 写真/Getty Images