現役アイドルのSNS活用法 夢みるアドレセンスに聞く
ファンと親しく接する距離感を大切とするアイドル界では、コロナ禍でイベントなどリアルな対面の機会が以前より減ったこともあり、SNSが活動で占めるウエイトが増大するばかりだ。アイドルグループ・夢みるアドレセンスの鳴海寿莉亜と“ゆ~ろっぷ”の愛称で親しまれる妹分グループ・YUMEADO EUROPEのYukinoにSNSの活用状況について聞いた。鳴海は世間がコロナ禍となる少し前の2019年12月、船戸はコロナ禍の真っ只中である今年4月にアイドルデビューした。 【写真特集】SNSについて語る鳴海寿莉亜とYukino
ツイートの頻度や使い分けも大切か
「コロナ前はSNSは二次的なもので、そのアイドルをもっと知りたかったら見るというものだったと思うのですが、コロナ禍になってからはファンの皆さんもスマホを見る時間が増えて、SNSがますます重要になりました。会えない時もファンの方々にありがとうを伝えられるようにと心がけています」と話すのは、夢みるアドレセンスの鳴海。SNSは使い分けを意識しているという。 「ツイッターなら自分のアピールや告知、ブログはツイッターで見せないような人間性とか考えを見せて親近感を持っていただけるように、インスタグラムは全身の写真とかも載せてファンなど女の子的な部分を見せたいと思っています」 また、自分なりのルールも作っている。 「ツイッターは1日に最低5ツイートは投稿します。とくに朝のおはようと夜のおやすみなさいは出来るだけしています」 ただし、やればいいというものではなく工夫が必要だという。 「ツイートしすぎるとしつこくなっちゃうんです。すでに私のファンになっていただいている方にはツイートが多いほうが喜んでいただけるかもしれないのですが『ちょっと関心あるからこの子フォローしてみるか』というお試し的な新規ファンの方だと『ツイート多くてうるさいな』とフォローを外されちゃうこともあります」 頻度だけではなく、内容にも気を配る。 「ライブやリリースといった告知情報ばかりにならないように、プライベートの話だったりメンバーたちと食事に行った話だったりとバランスを考えています。私はブログもやっているのですが、ブログは週1回曜日を決めて更新し、インスタは写真をできるだけ撮れるように普段からがんばって1週間は空かないように気をつけています」