【バレー】ブレス浜松・荒谷栞「まずはバレーを楽しみたい。チームの好調に乗って自分の調子も上げて行く」、濱田義弘監督「現状維持は停滞と一緒、進化を続けたい」 V女子
――ミドルの狩野選手も今日の決定率が6割でした。内定時には速い攻撃への対応を課題にあげていました。 濱田:僕がイメージしているクイッカーに育ってほしいなと思っています。セッターが触る前にジャンプして空中で待っておく、そんなテンポのクイックを打って欲しい。 彼女が一番その理想像に近い選手になるのかな。まだ若いですから試合に出て経験を積んで欲しいなと思っています。
■GAME2 選手コメント
11月24日 ブレス浜松 3(25-19、25-14、25-22)0 カノア ●西行米主将(リベロ) 昨日はカノアさんの高さに困惑する場面が多かったのですが、今日は昨日を踏まえて対応ができました。チームは6連勝、ホームの3節すべてで勝利することを目標にしていたのですが、それを成し遂げることができて良かったです。 ――2位のカノアにホームで連勝。大きな勝利ですね。 西行:相手は素晴らしいチームでした。それでも自分たちは今シーズン(すべての試合を)勝ちに行かなければいけないと思っています。その思いの中であらためて勝つことの難しさ、大変さもすごく感じています。 自分たちがやってきたこと、今シーズン始まってからもそうですし、昨シーズンからやってきていることもあります。 それを踏まえてさらに上を目指したバレーができているのは良い状況ですし、その結果、今日はストレートで勝つことができたと思っています。
――濱田監督の目指すバレーにはサーブレシーブの安定性が不可欠です。西行主将は昨シーズンサーブレシーブ賞を取っていますね。 西行:今週の試合は正直難しかったです。相手というより自分自身「なんか感触が合わないな」というのが1週間続いていて、その状態で試合に入ってしまいました。 ダメな時はダメな時なりにやることも普段ならできるのに…今日はそこができなかったと反省しています。 ブレスのバレーを通していく中ではやはりスピードが大事ですので、1本目の質がすごく大事になってきます。それをコントロールする責任はリベロにありますし、自分の調子の良し悪しに関係なくここが崩れるわけにはいきません。 自分のプレーが上手くいかなくても気持ちを抑えてチームとして良いプレーに繋げていく。 今シーズンの自分の課題だと思っています。