【バレー】ブレス浜松・荒谷栞「まずはバレーを楽しみたい。チームの好調に乗って自分の調子も上げて行く」、濱田義弘監督「現状維持は停滞と一緒、進化を続けたい」 V女子
――ブレス浜松のスピードバレー。外から見ていたときもその特色は感じていたと思いますが、実際自分が司令塔になって。 坂口:7月にチームに来て、5か月。まだ慣れない部分もあるんですけど、徐々にブレスのバレーを掴んできました。 とにかく早くトスを出す。早く自分の手からボールを離すことを意識してやっています(笑)。 ――速いトスには苦手意識はない? 坂口:自分は溜めがあるトスが持ち味だったのですが、ハマさん(濱田義弘監督)から早く出せ、早く出せと(笑)。 まだトスが合わなかったりもしていますし、みんなに助けてもらってばかりです。
――ブレス浜松での抱負は? 坂口:優勝します。目標は全勝優勝です。完全勝利を目指します。そして私がブレスのスピードバレーを支配します(笑)。
■GAME1 監督コメント
●濱田義弘監督 まずは勝利できて大変嬉しく思っています。 今ブレスが取り組んでいるバックアタックとクイック。その2つの攻撃をしっかりやっていかないと第3セットのように相手に取られてしまいます。サイド一辺倒にならずにそういうところこだわってやっていきたいと思っております。 今週からサーブのスピードも上げていこうと。選手にはそれに取り組んでもらっていて、特に試合の後半は良いサーブが出たと思います。 現状維持は停滞と一緒なので進化をしていきたいと思っています。 ――トスがどこに上がるかわからない見事なシンクロ攻撃を展開していたと思います。 濱田:常に4枚攻撃することをテーマにやっています。 女子の各チームもテーマにしていることかと思いますが、なかなか現実的には難しいように見受けられます。 うちはバックアタックを絡めた立体的な攻撃を完成させたいと思っています。今回セッターの坂口が来てくれました。彼女の能力は高いですし、そういった部分をさらに引き出しながらやって欲しいですね。 ――その坂口選手ですが、さっそくブレスのバレーに順応してますね。 濱田:本当に能力が高い選手です。ハンドリングでもフェイクをかけることができます。 クイックに対してはかなり難しいことを要求していますので苦労はしていると思いますが、ミドルとしっかり合わせる練習をやってくれています。