大阪府・吉村知事が定例会見4月1日(全文2)調査は困難を極めている
クラブ名公表の同意が得られなかった要因は?
時事通信:あとは新型コロナのクラブの関係なんですけれども、知事のほうから大阪市北区でクラスターが発生しているとみられるという地域の限定の言及があったと思うんですけども、このクラブっていうのは大阪市北区のクラブでいいのかっていうことですとか、ライブハウスから了承を得て、名称を公開されたっていうのとはだいぶ異なっている状況なのかなとも思うんですけれども、クラブに対して、クラブ側に同意を得られなかった要因ですとか、これは知事名でお願いしたものなのかですとか、あらためて同意を得られていない状況について危機感ですとか、知事の考えをお願いします。 吉村:まず、大阪市北区を中心としたエリアということで、大阪市長、松井市長もそのように発表もされていますし、大阪府・市としてはそういう発表です。その中でもご理解をいただけたらというふうに思います。 ライブハウスのときもこれは非常に、ライブハウスとしては難しい判断だったと思います。ただ、あそこでどうもクラスターが発生しているらしいというので、こういう協力をお願いして、やっぱり社会に感染が広がるというのを防ごうというので同意してくれました。ただ、一方の副作用としてここにいる記者の皆さん全員、カメラ、テレビカメラ全員大集合で、Arcの写真を撮って報道もされたというふうにも思います。それはもちろん、それが含みでのライブハウスでの判断だったということだと思います。 で、そういう意味でやっぱり感染拡大を防ぐというのでライブハウスが非常に協力もしてくれましたが、ただこれは別に法律上の義務があるわけでもなくて、一民間施設です。公共性のある学校とか病院とか、そういうものでもなくて、完全に民間施設で風評被害だけを受けるというような状況になる可能性が十分ある中で公表してくれたということで、本当に感謝を申し上げたいと思っていますし、あれによって80人近くが分かりましたから、あれが分からなかったら、ひょっとしたら今、大阪が全国で一番感染者が増えている状況になっててもおかしくないだろうなというふうにも思っているような状況です。 【書き起こし】大阪府・吉村知事が定例会見4月1日 全文3に続く