大阪府・吉村知事が定例会見4月1日(全文2)調査は困難を極めている
先手、先手の対応を取っている
そして現に今、大阪で陽性が分かった方で軽症者の方について、この休床した病床を復活させた病院に入院していただいてる方もいらっしゃいます。いわゆる非稼働病床っていうのをコロナ用に稼働させて、そこに軽症者の方が入院している事例ももう生じているという状況です。さらに、いわゆる廃止した病棟の稼働と。これは350床を想定していますが、これは完全に病院としていったん閉鎖してるんだけども、これももう1回使おうということで復活させると。そこも確保のめども付いています。それを合わせたら合計で1000床のめどというのは付いているという状況です。このコロナの患者を、病院に入院する措置を取るためのベッドとして1000床については確保しているという状況です。 これは僕らの想定する、フェーズごとに分けた、どういう病床をどのぐらいの数、どういうふうに確保しなきゃいけないかという計画を立てて今、進めていってます。まず最初のフェーズ1、拡大期の600床。これについてはもうすでに確保をしています。そしてこのフェーズ2。これはもう危険水域に入ってきたような状況です。まずフェーズ1の感染拡大期は、だいたい日の陽性者が1日に平均40人ぐらい出たときは、この600床と。で、重症者の対応が30床。これで対応できるという状況です。だいたいフェーズ1、感染拡大期、平均40人ぐらい。今はまだ十何人とか20弱ですから、十分今でも対応できていると。今この辺りの状況ですが、先手、先手の対応を取っていますので、まずここの確保はもうしてるという状況です。
1000床確保のめどは立っている
併せて、さらにだいたい1日の陽性者が平均67人ぐらいになってきて、70人近くなってきているような状況、もう東京がこういう状況なのかも分かりませんが、われわれはこれを危険水域というふうに呼んでいます。危険水域の病床としては、さっき申し上げた1000床。これは稼働している病院、一般病院の中の病床と、それから非稼働、休床した病床とかそういうのも含めて、廃止した病院の復活とか、そういうのも含めてだいたい1000床。そのうち重症者の対応はだいたい50床ぐらい。これがフェーズ2の危険水域。ここをまず1つの目標にして今進めていますが、一応このめどについては立っているという状況です。 引き続いて、今、着手してるのがフェーズ3、いわゆるオーバーシュートがもう始まったといえるような状況における病床の確保について、この数日間ですでに取り組みを進めているところです。このときにどれだけの病床数が要るかというと、病院としては3000床です。そして重症者の対応は300床のベッドが必要。ICUですね。最後、生きるか死ぬかというような状況になったときのための患者さんのベッド、これが非常に重要になってきます。それが約300床。そしてそこに至る前段階の中等症のような人も含めた、入院が必要とされる方については3000床。これを目指して今、確保に、もうすでに動きだしてるという状況です。