ハンドサインで謝罪「卑わいな意図なかった」名古屋・河村市長会見11月21日(全文1)
第8波に入ったが、新たな施策はあるのか
NHK:すいません、幹事社から質問いたします。幹事社として質問です。第8波に入りまして、新型コロナが、そしてインフルエンザの同時流行の恐れ、懸念ありますが、何か新しいことをされること、具体的に行うことございますかというのを。 河村:新しいことっちゅうと、取りあえずは丁寧に、重症化リスクの高い方には丁寧に連絡を取らしていただくとか、食事の連絡もさせていただきますよということですけど。それはこの間から言っておりますけど、新しいことですかね。僕からすれば、何遍もここで申し上げておりますように、有志の会のドクターの皆さんのレポートなんか見ておりますと、ワクチンを多く打ったところのほうが、陽性者が多いところもあるというのは、それは名前言うのはちょっとなんですけど、言ってみえますわね、そういう県があるということを。こういうようなことをお話ししながら、慎重にいうか、丁寧に。 自らの持つ自然免疫というのは非常に重要ですから、やっぱり、いうことを申し上げて、病気にならんように、なってもだいたい4日で治りますんで、今はいうことで。その辺が僕からすれば、ちょっとほかのところと違うところじゃないですか。いわゆる、前から言っとる打て打てどんどんではありませんということでございますが、やっぱり打ちたいと、打ったほうがええという方もみえますんで、その皆さんには、そのように対応を取らせていただいとるということでいかんかな。それではNHKのあれにならんか。趣旨と反するって、それはいかんいうて、いうことですけど。
薬害というのは非常にディープな問題
これも繰り返しますが、名古屋はワクチン先進県ということでいろいろやってまいりましたよ、本当にね。特に子供さんのワクチンが多いですよ。水ぼうそうとか、おたふくかぜとか。このところ大人ですけど。帯状疱疹も。帯状疱疹がなんでこんな増えとるんかと。これもあんまり、いろんな説があって、わしは科学者だにゃあでいかんですけど、このメッセンジャーRNAがそういうものに対する、帯状疱疹を抑えるほうも抑えてしまうというので。それも、帯状疱疹も2つ、2パターンありますけど、接種の応援をしておりますしね。 それから何があるかな。ロタウイルスか。ロタウイルス。これ、しょっちゅう言ってますけど。これも亡くなったことがおるわけで、子供の下痢だけど。それもいち早くワクチンやっておりまして、もう今、あんまり発生したって聞いておりませんけどね、ロタは。とか、それやこれや。子宮頸がんも、これも何遍も言っておりますけど早くワクチンやりまして、いろんな問題が指摘されまして、これは名古屋スタディということで、7万人ぐらいの方にアンケートを取る。答えたのが3万件か4万件だと記憶がありますけど、その状況をきちっと分析しまして、ドクターにぜひ、実は因果関係はないということになったんですけど、副反応とワクチンの。なったんですけど、せっかく調査しましたんで学会の論文に出してちょういうて私が電話しまして、これは名古屋スタディということで名古屋の名前が付された論文になって出ております。 そういうことでやっとりますけど、今度のはなかなかちょっと。まあね。もうかねて、やっぱり薬害というのは非常にディープな問題で、エイズのときにいろいろやりましたよね。だから丁寧にやらないかんなというふうには思ってますけど。ただ、ワクチンが人類の夢であって、戦後で言えば結核を、まだ撲滅したとは言えませんけど、相当、結核で命を救ったということは、これは紛れもない事実ですな。樋口一葉とか正岡子規とか、みんな有名な明治の文豪は結核で死んでいっとるわけです。うちのおやじの弟も亡くなってますけどね。だからそういうところで大変な、人類に貢献してきたワクチンですけど、野口英世さんが黄熱病で、これでええんだいってワクチンでやったら実は違っとったということで、ご自分も感染されて亡くなっちゃったと。有名な話ですね。 【書き起こし】名古屋・河村市長会見11月21日 全文2へ続く