名古屋・河村市長「卑わい」指摘のハンドサインで謝罪 「見よう見まねでポーズを取った」
名古屋・河村市長「卑わい」指摘のハンドサインで謝罪 「見よう見まねでポーズを取った」
名古屋市の河村たかし市長は21日、市役所で定例記者会見に臨んだ。今月12日に市内で開かれたイベントで、アイドルグループと記念撮影に応じた際に河村市長が卑わいなハンドサインをしたとされる問題について、「見よう見まねでポーズを取った結果、卑わいな意味を持つハンドサインになってしまった。不快に感じられる方がいるとのことなので、おわび申し上げるとともに、以後このようなことを起こさないように厳重に注意して参りたい」と謝罪した。 【動画】名古屋・河村たかし市長が定例会見(2022年11月21日)
またもセクハラ? 問題化は「想像も付かなかった」
イベントは市中心部の久屋大通公園で開かれた「韓国フェスティバル2022 in 名古屋」で、河村市長は公務として出席。ステージでのあいさつ後に会場を見て回った河村市長がアイドルグループから写真撮影を求められて応じた際、「当初はピースサインをした」が、グループの一人から「これでお願いします」と言われ、「女性の指をまねて」右手の指を交差したという。 SNSで公開された写真では、女性たちは人差し指と親指を交差してハートの形にしているが、河村市長は拳を握って人差し指と中指の間から親指を出す「フィグ・サイン」と呼ばれる形になっていた。 これに対し、インターネット上などで「河村市長が女性アイドルの隣で卑猥なハンドサイン」をしたとの指摘があり、市に問い合わせが入っていた。 昨年夏に「金メダルかじり」が大きな問題となっており、今回も「セクハラ」だったのではないかとの見方も浮上したが、河村市長は「自分の認識としては卑わいな意図は何もなく、指示に従ったつもりだったので、このようになるとは想像も付かなかった」と弁明した。
旧統一教会問題の対応窓口は消費生活センターに
旧統一教会を巡る問題について、市の消費生活センターが相談窓口となることを発表した。霊感商法や開運商法などでトラブルにあっていたら、専門の国家資格を持った消費生活相談員が相談に応じ、適切な相談先や弁護士を案内するという。 受付時間は月曜から土曜の午前9時から午後4時15分まで。平日は来所か電話(052-222-9671)で受け付け、土曜日は電話相談のみ。祝休日や年末年始は休み。 河村市長は「苦労ない(9671)と覚えて、ぜひお電話を」と呼び掛けた。 (関口威人/nameken)