〈第二の頂き女子〉“井田しずく”の素顔…シングルマザーで子どもを実家に預け“頂きざんまい”「人気ケータイ小説は私が書いた」幼少期から虚言&トラブル
マッチングアプリで知り合った男性から多額の金を借り、詐欺容疑で逮捕された井田しずく容疑者。全国規模で被害者が続出しており、被害総額は数千万円を超える。まさしく「第二の頂き女子」ともいえる犯行だが、井田容疑者はいったいどんな人生を送ってきたのだろうか。取材で見えてきたのは、幼い頃からのトラブル続きの人生だった。 〈画像〉「結婚したい」…井田容疑者と思われる女性から送られてきた“おねだりLINE”。クスリや自傷画像も添付
最初の金銭トラブルは小学生時代
井田容疑者の実家は、東京都板橋区の住宅街にある。 近隣住民らによると、一軒家に大家族で住んでおり、近所付き合いはあまりないうえに、井田容疑者はここ数年、この実家付近で見かけることはなかったという。 親族は集英社オンラインの取材に対し、井田容疑者が逮捕されたことについて次のように答えた。 「もうずっと会っていないし、本当に迷惑しているんだ。縁を切りたいといえばそうだけど家族だからできない。でもずっと会っていないんだ。しずくが逮捕されたことは先日、警察から連絡があったよ。本当に申し訳ない。何してるんだかわかんないよ」 親族は井田容疑者の話をそれ以上することはなかった。 親族からも縁を切りたいとまで言われてしまった井田容疑者は、幼い頃からなぜか“トラブル”がつきまとっていた。井田容疑者の同級生は次のように話す。 「しずくが家に遊びに来ると、目を離した隙に500円がなくなっていたんです。ほかの同級生の間でも同じことがありました。みんなしずくの仕業だと思っていたけど、逆上されるのが怖くて…問いただすこともなく自然と友達をやめていくことが多かったです。一言で言ってしまえば、まったく信用されていませんでしたね」
「かまってほしいからか、よく嘘をついていた」
マッチングアプリで出会った男性たちにも明らかな虚言を語っては、金をむしり取っていた井田容疑者。その片鱗は幼少期からあったという。 「とにかくしずくは虚言癖がすごいとしか言いようがなかったです。同級生の間では変な子として有名だった。人の関心を引きたがって、かまってほしいからか、よく嘘をついていた。しかもわかりやすい嘘なんです。当時流行していたケータイ小説を『私が書いたの』とかありえないことを言うんです」(同前) 別の同級生は次のように明かす。 「しずくはそのまま地元の中学校に進学しました。小学校の頃に特にテニスをしていたわけではなかったと思うけど、仲の良い子がいるからという理由で、テニス部に入部してダブルスを組んでいましたね。 どちらかというと色黒で、ぽっちゃりした見た目でした。見た目はギャルとかヤンキーっぽい感じだけど、スカートがちょっと短かったくらい。よく年上のヤンチャそうな先輩とつるんでいたかな。でも中学校では不登校になるとかそんなことはなくて、普通に通っていたと思いますよ」 近隣住民はこうも話す。 「しずくは中学時代にはヤンチャしていて、外でタバコ吸ったり、悪そうな子と外でたむろしたりしていたね。子どもも10代でできて実家に置いていったんだ。だからしずくの両親が面倒を見ているよ。しずくの夫は何者かわからないけど、刺青がやたらあっていかつい男だった。それもすぐにいなくなって、しずくもここ何年も見ていないよ」 中学時代から素行不良だった井田容疑者、前出の同級生はこう話す。 「しずくは特に勉強ができたわけではないですが、高校に進学したとは聞きました。だけど、その後の足取りはよくわかりません。しずくとはみんな疎遠になり、『中退したらしい』とか噂は聞きましたけど、どこにいるかわからない状況で、地元でも全然見かけることはなかったです」