フィリピンに6つ目の台風 ひと月弱で100万人超が被災
マニラ、フィリピン、11月19日 (AP) ― これまで既に5つの台風による甚大な被害を受けたフィリピン北部を11月18日、台風24号(マンニィ)が通過した影響で、家屋が損壊、電線が切断され、進路に当たった村落では住民が避難を強いられ、少なくとも村人3人が行方不明になっている。 24号はここ一月足らずのうちにフィリピン北部を襲った6つ台風のなかでは最強で、16日にカタンドゥアネス州に上陸した際には、最大風速55.8メートルを記録した。 民間防衛局によると、24号と過去2回の暴風雨で100万人以上が被災し、そのうち70万人近くが自宅から避難し、緊急避難所や親戚の家に退避したという。 また、8000棟近くの家屋が損壊または破壊され、100以上の市や町が電柱の倒壊による停電に見舞われた。 (日本語翻訳・編集 アフロ)