『TRYラーメン大賞』が厳選!甲信越・北関東の絶品「しお」ラーメンの店3選
『麺道 千鶏』長野県 上田電鉄別所線・寺下駅
ただただ偉大!称賛の言葉しか出ない現代淡麗塩の最高傑作 ~田中~ 長野県の『麒麟児』や栃木県の『竹末食堂』などの有名店で修業した店主が2021年にオープン、瞬く間に人気店になった。 メニューは醤油と塩の2種類を用意。いずれもベースとなるのは、信州地鶏を低温でじっくりと時間をかけてとった鶏清湯スープ。クリアですっきりとした味わいを堪能できる。 人気の「ワンタン塩そば」は、カエシに3種類の塩のほか、貝と昆布から抽出した出汁が入る。深いコクがあり、味の余韻が長く続く。 自家製のワンタンは、鶏ムネ肉と生姜、モモ肉と大葉、合い挽きと軟骨の3種類を用意。それぞれ異なる食感と風味が楽しめる(麺/140g、酒井製麺)。 【審査員コメント】鶏の存在は明確でありながら、味わいはどこまでも柔和。滑らかな麺肌も、極上のシルクのようだ。信州に熱狂を巻き起こした淡麗塩の最高峰。(田中) ■『麺道 千鶏(めんどう ちどり)』 [住所]長野県上田市神畑254-1 [電話番号]非公開 [営業時間]11時~14時、18時~20時(混雑時は入口横のAirウェイトで受付) [休み]月(不定期に火休あり、SNSで要確認) [席数]カウンター9席 [交通]上田電鉄別所線寺下駅から徒歩11分 [駐車場]30台 [通販]なし [テイクアウト]なし [店舗メニュー]中華そば1050円、塩そば1050円など 【お詫び】『25周年記念 TRYラーメン大賞全国版~25年の軌跡と日本全国の本当に旨い一 杯』に掲載している『麺道 千鶏』のラーメン写真が上下半転になっておりました。正しくは上記写真となります。お詫びして訂正いたします。
『七の庫(なのくら)』茨城県 JR東北本線・古河駅
雑味のないクリアなスープに唇を震わせるふわもち麺生姜が程よいアクセント ~レイラ~ 栃木県栃木市の名店『小三郎』の味に初めて触れた際に惚れ込み、その日に修業を願い出た店主が切り盛り。 鶏ガラと香味野菜、鰹節などを丁寧に炊いた美しく透明度の高いスープにたっぷり載っているのは、特製ダレで和えた「生姜玉」。少しずつスープに馴染ませながら食べ進めることで爽やかさとコクが増す。 スープと麺がスッキリとした味のため、チャーシューは分厚くカット。食べ応えもあり、満足度が高い。接客の丁寧さも好印象だ。 3種の粉をブレンドした中太平打ちの手揉み麺は加水率50%を超える。ぷりっとしたゆで具合でつるっとした口当たりがヤミツキになる(麺/180g、自家製麺)。 【審査員コメント】ノイズのないきれいな味わいのスープ。生姜が心地いいシャープさを加えます。ふんわりもっちりしたちぢれ麺。思わず笑顔がこぼれる珠玉の一杯です(レイラ)。 ■『七の庫(なのくら)』 [住所]茨城県古河市下辺見2235-1 [電話番号]0280-32-8112 [営業時間]11時~15時、17時~20時、土・日・祝11時~20時 [休み]月(祝日の場合は翌日休) [席数]カウンター8席、テーブル12席 [交通]JR東北本線古河駅より車で10分 [駐車場]5台、共用10台 [通販]なし [テイクアウト]あり [店舗メニュー]らーめん800円など その他、全国のおいしいラーメン店については、現在発売中の『25周年記念 TRYラーメン大賞全国版~25年の軌跡と日本全国の本当に旨い一杯』をご覧ください! 撮影/平松マキ(小麦そば 池)取材/松井さおり(小麦そば 池)、永谷正樹(麺道 千鶏)、市村幸妙(七の庫)
【関連記事】
- 【続きを読む】生死の境をさまようバイク事故でラーメン作りを決意 茨城の人気店『自家製ラーメン アイリー』の店主、ラーメンに捧げた20年の軌跡を追う【TRYラーメン大賞全国版】
- 本当にうまい「究極の塩ラーメン」ベスト5…あっさりなのに《ダシ濃厚》池袋・高井戸・鶴川・高円寺・小伝馬町で「覆面調査隊」が発見
- 新宿・大久保公園で至高のラーメンフェス!! 「TRYラーメン大賞」&「おとなの週末」が選んだ【名店のラーメン】が なんと1杯「1000円」で食べられる
- 思わず「ジャケ食い」岐阜県の町中華で食べた"ブラ丼"チャーラーは合理的?それとも食べにくい?
- 本当にうまい、町中華の「あんかけラーメン」ベスト4…旨みがトロリ《自由が丘・新高島平・池袋・堀切菖蒲園》覆面調査で発見