「malca」×「PRIMO PASSO」。注目のイタリアン2軒のコラボメニューが凄かった件
もうひとりは、「東京最高のレストラン2024」イタリア料理部門1位を獲得した、新富町の「PRIMO PASSO(プリモ・パッソ)」の藤岡智之シェフ。石川県出身、1992年生まれの藤岡シェフは、現在31歳。都内のいくかの店で修業した後、イタリアのナポリに渡り、4年間の修業を経て帰国。2023年5月、「PRIMO PASSO」をオープンしました。ナポリの星付きレストランでパスタ場の経験があり、何より自身が大好きだというパスタを中心としたコースを提供しています。 そんな気鋭の2人がタッグを組んだら、いったいどんなケミストリーが生まれるのでしょう? 美味しいもの好きとしてはそりゃ気になります! 「ダイニング エキスペリエンス only for ゴールド・プリファード」と題された今回のイベントは、2024年2月にリリースされた、「アメリカン・エキスプレス®・ゴールド・プリファード・カード」の会員限定で申し込みが可能。「ここだけの体験」「限定もの」にぐっときちゃうのは、決して私だけではないはず。そして、実際とても興味深いイベントでした。南青山「malca」を舞台に行われたコースのメニューをご紹介いたします。
美味にして独創的かつスタイリッシュな全10皿をご紹介
今回のために用意されたイベント限定のコースは全10皿。それぞれの店のスペシャリテをはじめ、両シェフの料理を交互に味わうことができます。最初に前菜的なメニューが4皿。次にパスタが4皿。さらにドルチェが2皿といったラインナップです。 実は、私、メニューに4つのパスタ料理が記載されているのを見て、それが全部いただけると気づかず、必死でどれにしようか悩んでおりました。それが全部、少しずついただけるとは! ちなみに、お値段はアルコールを含めたフリーフロー付きで、1人1万6500円(税込)。決して高くないどころか、むしろ、めっちゃリーズナブル!?
最初に運ばれてきたのは、「malca」による「キャビアのタルトレット」。同店の看板メニューのひとつである、日本一のマグロ仲卸業者と評されるやま幸のマグロを使ったブルスケッタをアレンジしたものです。素直な私は、早速、胃袋をわしづかみにされちゃいました。