「malca」×「PRIMO PASSO」。注目のイタリアン2軒のコラボメニューが凄かった件
予約の取りづらい注目のイタリアン2軒、南青山の「malca(マルカ)」と新富町の「PRIMO PASSO(プリモ・パッソ)」の、まさかのコラボが実現したスペシャル・ダイニングイベントに参加してきました。
いま、フーディの間でも話題で予約の取りづらいイタリアン2軒、南青山の「malca(マルカ)」(北野司シェフ)と、新富町の「PRIMO PASSO(プリモ・パッソ)」(藤岡智之シェフ)の2人のシェフによるコラボ・ダイニングイベントに参加してきました。 こちらは「アメリカン・エキスプレス®・ゴールド・プリファード・カード」の会員限定で開催されたもの。これからの日本のイタリア料理界を背負う2人のシェフのコラボはと~ってもエネルギッシュでユニーク。イタリア料理界の活況ぶりと明るい未来を実感しました。4日間限定で行われたイベントのうち、「malca」を舞台にしたコースのメニューをご紹介します。
今をときめくアラサーシェフ2人の共宴
最近の予約困難な店のシェフって、20代後半とか30代前半とか、若い方が増えている印象がありませんか? そして皆さん、料理が美味しいのは大前提として、非常に個性的。「この素材をこう調理しちゃうの?」「メニュー名を見て想像していたのと、いい意味で全然違~う!」といった驚きもあり、そりゃ人気になりますよね。そんな今をときめくアラサーシェフ、2人のコラボイベントにお邪魔してきました。
ひとりは1995年生まれで29歳の北野 司シェフ。「TACUBO(タクボ)」でスーシェフを務めた彼は、2022年10月に独立。外苑前の「malca(マルカ)」をオープンしました。「malca」という店名は、故郷の淡路島で祖父が営んでいた鮮魚店の愛称『まるか』から取ったもの。プロの目利きで選ばれた魚を使った料理には定評があります。昼はコース、夜はアラカルト主体というユニークな提供スタイルも話題。2024年3月には「malca」の近くに、「とんかつ ここまでやるか。」をオープンするなど、いま勢いに乗っているシェフのひとりです。