境界を超える実験音楽の祭典「モード」出演 ノルウェーのサックス奏者ベンディク・ギスケ インタビュー
私にとってファッションは、ペルソナを表現できる「着用可能なアート」。例えば、肩幅が大きく誇張されたジャケットなど、特徴的なアイテムを身につけた時、どんな効果がもたらされるでしょうか?体の動きやアイデンティティー、ふるまいに影響し、新しい表現が生まれる可能性もあるでしょうし、文化や伝統、ひいてはジェンダー・アイデンティティーや地理的な繋がりなども表現することもできると思っています。
一方で、機能的なファッションにも魅力を感じます。ワークウエアの要素を取り入れた「ジュンヤ ワタナベ マン(JUNYA WATANABE MAN)」のデザインや、日本の履物からインスピレーションを得た「メゾン マルジェラ(MAISON MARGIELA)」の足袋ブーツなど、機能から生まれる美しさには魅了されますね。