交際中の男性の年収が「400万円」でした。専業主婦になりたいので「年収600万円」はあってほしいのですが、難しいのでしょうか? しばらくは“共働き”すべきですか?
年収400万円で生活できる?
総務省の「家計調査年報(家計収支編)2022年(令和4年)家計の概要」によると、2人以上の勤労世帯の家計支出の平均額は非消費支出11万6740円と消費支出32万627円を合計して43万7367円となっており、年間にすると約525万円です。 この平均水準で生活をしていきたいのであれば、年収400万円では足りない可能性もあるため、節約や共働きを考えたほうが良いといえるでしょう。
20代で年収400万円は決して低くはない
同世代の年収に関する平均値や中央値といったデータを見る限り、年収400万円は決して悪い額ではありません。一方で、希望する年収600万円は一般的には40代や50代の人が到達する年収額であり、20代男性に求めるには少し酷な数字といえます。 ただし、20代で400万円をもらえていれば、順調にいけば40~50代には年収600万円に到達する可能性は十分あり得ます。そうなるように結婚相手を支えつつ、お金が足りないときは自分が稼ぐなど、夫婦で助け合っていくとよいでしょう。 出典 国税庁 令和4年分 民間給与実態統計調査-調査結果報告- パーソルキャリア株式会社 doda 正社員の年収中央値は? 男女別・年齢別・都道府県別にも解説 総務省統計局 家計調査年報(家計収支編)2022年(令和4年)家計の概要 執筆者:浜崎遥翔 2級ファイナンシャル・プランニング技能士
ファイナンシャルフィールド編集部