子どもの部活で遠征があります。私は仕事のため、ママ友に送迎をお願いしたのですが「お金」はどれくらい渡すと良いでしょうか?
子どもの部活にはなるべく協力してあげたいところですが、仕事で協力できないことも多々あるでしょう。そのようなときに、助けてくれるママ友の存在は大変ありがたく感じられるのではないでしょうか。もし部活の遠征についていけない場合、ママ友に送迎をお願いすることがあるかもしれません。 本記事では、遠征先までのガソリン代はどのように渡すのがいいのか、トラブルを起こさないようにするにはどうしたらいいかを解説します。
送迎の実費を考える
送迎の謝礼としてガソリン代を渡すならば、送迎地点から遠征先までの往復にいくらかかるか計算することから始めるとよいでしょう。部活の遠征で送迎をお願いする場合には、高速道路を使用する可能性もあります。そのため、送迎場所から遠征先までにかかる往復のガソリン代をはじめ、高速料金や駐車場代などの具体的な金額を把握しておくことが大切です。事前に計算をしておよその費用を把握しておくことで、相手に負担をかけず、適切な謝礼の用意もできます。 ■一般的なガソリン代の計算方法 一般的なガソリン代の計算に必要なものは、距離・燃費・1Lあたりのガソリン価格です。まずは、送迎場所から遠征先までの往復距離を地図アプリなどで把握しましょう。そして、燃費を把握するためにママ友の車種をあらかじめ聞いておきましょう。ママ友の車種が分からなければ、国土交通省が公表している「ガソリン乗用車のJC08モード燃費平均値の推移」内にある平成30年度を参考に、平均燃費22km/Lで計算するとよいでしょう。最後に、ガソリン価格は、地域のガソリンスタンドの値段を把握しておくか、ネットで調べておきましょう。 例えば、燃費を22km/L、往復距離を100km、ガソリン価格を150円/Lと想定して計算すると、ガソリン代として下記の金額が算出されます。 100(km)÷22(km/L)×150(円/L)=約681円 ■高速料金 遠征先まで高速道路を利用する場合、ガソリン代と一緒に高速料金も算出しておく必要があります。ETCの有無で高速料金は変わるため、今回はETCありとなしの2パターンで考えます。群馬県の前橋ICから下仁田ICを土曜日午前8時に利用すると仮定して計算した金額は表1のとおりです。 表1