サウジアラビア、中国に苦戦も劇的逆転弾で今予選初白星!! 主軸の一人が“腹蹴り”一発レッドで日本戦出場停止へ
[9.10 最終予選 中国 1-2 サウジアラビア 大連] サウジアラビア代表は10日、 C組第2節で中国代表と対戦し、2-1で勝利した。次戦は日本代表との対戦となるが、主軸の一人であるMFモハメド・カンノが相手選手の腹部を蹴り上げて一発退場となり、出場停止が確定している。 【写真】「スタイル抜群」「目のやり場に困る」“勝利の女神”のアウェー遠征に反響 初戦でインドネシアに引き分けたサウジアラビアは前半14分、CKからDFアリ・ラヤミのオウンゴールで先制を許す。さらにキックオフ直後にはカンノが倒されたことに激昂し、相手選手の腹部を蹴り上げて一発退場となった。 カンノはトップ下や中盤でサウジアラビアのレギュラーを張り、第1節ではアシストも記録した中心選手。この退場により、10月10日にホームで行う第3節日本戦の出場停止が確定した。またアジアサッカー連盟(AFC)の懲罰規定上、乱暴な行為による退場であれば複数試合の出場停止処分も濃厚となっている。 それでもサウジアラビアは前半39分、CKをDFハッサン・カディシュが頭で合わせて同点とした。1-1で折り返した後半8分には再びCKからゴールネットを揺らされたが、これはVARが確認した結果オフサイドで取り消し。数的不利の中で失点を回避した。 その後もGKモハンメド・アルオワイスの好セーブなどで1-1を維持。すると後半45分、右からのCKを再びカディシュが合わせて土壇場で逆転に成功する。そのまま試合終了を迎え、大きな勝ち点3を手にした。