【リーグワン】開幕戦、ヒートがラストPGでブラックラムズに逆転勝利。D1ではホストゲーム初白星。
■NTTリーグワンD1第1節・12月21日@三重交通G スポーツの杜 鈴鹿(三重) 【三重H 23-21 BR東京】 昨季11位の三重ホンダヒートと昨季10位のリコーブラックラムズ東京。共に昇降格入替戦に進み、プレシーズンで大型補強を敢行した両チームが他会場に先駆けて開幕戦をおこなった。 今季新加入のニュージーランド代表“オールブラックス”のSH TJ・ペレナラ擁するBR東京が序盤から仕掛ける。2度のノックオンによるトライキャンセルを経て、18分にNO8リアム・ギルがゴールライン前でアドバンテージが出る中、9シェイプからポール下に飛び込みトライ、SO中楠一期のコンバージョンも決まり7点を先制した。 ホスト、三重HのSOマヌ・ヴニポラが23、26分に連続でPGを決めた後、BR東京のLOマイケル・ストーバーグが29分にTJ・ペレナラのダウンボールを拾ってインゴールを割り、7点を追加。前半を14-6のBR東京リードで終える。 後半7分、三重HのWTBラリー・スルンガが個人技で右サイドを突き破り、最後はキックを自ら拾って追撃のトライ(G)をマークする。BR東京は14分にNO8リアム・ギルが中盤で前の空いたスペースを走り切り、2本目のトライ(G)で引き離した。(21-13) 8点ビハインドの三重Hは、途中出場のSH北條拓郎の突破を起点にFW陣で押し込み、30分にゲームキャプテンのFLパブロ・マテーラがトライ(G)を奪い1点差に迫る。 ここからBR東京はペナルティを重ね三重Hの侵入を許す。フルタイム直前の80分に三重Hの連続アタックを受ける中でハイタックルのペナルティを献上し、マヌ・ヴニポラがPGを成功させたところで試合終了。 ラストプレーで初めてリードを奪った三重Hが23-21で逆転勝利し、勝点4を手にした。三重Hのホストゲームの勝利はリーグワンD1で初めて。BR東京は7点差以内での敗戦により勝点1を得ている。