石川祐希「スタメンは簡単に奪えるものじゃない」新天地・ペルージャでの現在地が「モチベーションになっている」
石井アナ:人口は16万人しかいないのに300社ぐらいついてたらほとんどの会社なんじゃないかと思うぐらいですけど。私も町でイタリアの方に聞いたら、「今ペルージャって言ったら石川祐希だ」ってみんな答えてくれるんですけど、そういう愛されてる感じっていうのはいかがですか。 石川:それももちろん感じますし、試合の日もやっぱりたくさんの方が来てくれたりするし、応援してくれてることは本当に伝わるのでありがたいですね。 石井アナ:今まさにシーズン中で戦っていらっしゃいますけど、ご自身の中での課題だったり、一番向き合ってるものってなんですか。 石川:課題、プレー面でいうと、レセプションは一つ重要なところかなと思っていて。今、セメニウク選手とプロトニツキ選手が非常にレセプションがいいので、彼らと並ぶためにはやっぱりレセプションが大事だなって思う。レセプションの安定性を今は課題として向き合っていますね。いいときはもちろんいいですけど、たまに悪いときもあったりするので、その悪いときをなるべく少なくしたいなって思ってますね。 石井アナ:コンスタントにいつもいいっていうのはなかなかやっぱり難しい。そのためには底上げというか、レベルを上げなきゃいけない。この作業ってシーズン中は試合もあるし、どうやってやるんですか。 石川:午前中の自主練にレセプションができる状況にあるので、そこでひたすらボールを受けて。ただ、受けるじゃなくって、こういった意識をしたら返りやすく確率が上がるとか。自分の中でそういったものを掴んだりっていう時間があるので、今はそこで午前中のウェイトトレーニングとか、後のボール練習でレセプションをほぼ時間があるときはやってますね。 石井アナ:昨日ファンの皆さんに「何が石川祐希選手の凄さであり、魅力なんだ」っていうことを聞いたら、やっぱり「ハートだ」って。最後まで諦めないとか、一生懸命やり抜く部分、そういうふうにファンの人たちが見てくれてるんですけど、どうですか。