石川祐希「スタメンは簡単に奪えるものじゃない」新天地・ペルージャでの現在地が「モチベーションになっている」
石井アナ:なんか今いろんなお話伺っても、充実してる感じがとっても伝わってきますけどもう、やっぱり心の底からこのペルージャに来てよかったと思ってます? 石川:思ってますもちろん。新しい経験というか、そういったものを監督からも、チームメイトからもそうだし自分の試合とか。やっぱりたくさんのことを今吸収できてますね。 ■「ペルージャは唯一来ないだろうなと思ってたチームだった」 石井アナ:イタリアに最初に来たとき、石川選手は世界で自分は戦うんだって思っていたと思うんですけど、こういう10年後っていうのは想像されてました? 石川:ペルージャに来ることは想像してなかったです。僕はペルージャは唯一来ないだろうなと思ってたチームだったので、正直なところを言うと。 石井アナ:なんでですか? 石川:ペルージャって身長が高くて、パワーのある選手がいるイメージだったし、僕が最初イタリアに来たときはモデナとか、トレントとかが割と1位になってるイメージが強かったので。ペルージャはキャラクター的になんか僕がいるイメージが全くわかないっていう感じだった。でも、ここ数年ペルージャが常に勝ち続けるようになって、僕と同じようなタイプの選手がいたりというところも含めて、またオファーをいただいたので、これは行くしかないと思って決めました。だけど、まさかペルージャとは。正直なところをいうと、行きたくないとかじゃなくて、くると思ってなかった。 石井アナ:キャラが違うのかな、みたいな? 石川:ユニフォームとかも結構スポンサーがバーって入ってて、やっぱりペルージャのユニフォームは僕似合わないだろうなと思ったりとかして。最初着たときも、なんか違和感ありましたけど、やっとようやく落ち着いてきたというか自分の中で。 石井アナ:すごいスポンサーの数。 石川:トータルすると300くらいあるらしいですけどね。ちっちゃいスポンサーも合わせて、町のというか、地域からいろいろ支援をいただきながらというチームだと思いますね。