石川祐希「スタメンは簡単に奪えるものじゃない」新天地・ペルージャでの現在地が「モチベーションになっている」
石井アナ:(試合を見てても)普通にやってたら勝つだろうなっていうその感覚がなぜペルージャにはあるのかっていうのが、僕は知りたいとこでもあるんですけど。 石川:やっぱり普段の練習からいい練習をできているところと、それをしっかり試合で発揮すれば、よっぽど負けないだろうなっていう感じは、僕自身練習したりとか試合に臨んでいて思います。今僕たちもデータを大事にしてるって言ったじゃないですか。データでサイドアウト率とか、ブレイク率はもうダントツ高いんですよ僕たち。レセプション、サイドアウト率は高い方ではありますけど、コンスタントじゃなかったりとか、あと一発で取れてるサイドアウトの確率があんまり高くなかったところとか。ディフェンスが数字として良くはなってるけど、まだ改善点があるとか。そういった改善点を、監督が数字も含めて自分たちに出してくれるので、それを改善していこうっていう話をしていて。それを改善していけば、ペルージャになかなか勝つのは難しい(と言われる)チームになるよっていうのは、監督から話をされているので。他のチームが僕たちに対して、より勝つのが難しくなるという(話を)数字も見せながら、スピーチの時にしてくれる。改善点を改善するための練習もしているので、より(ペルージャに)勝つのが難しいんじゃないかなと思いますね。 石井アナ:だから明確なんですね。「あんたたちこれやったらもう絶対負けないから」っていうのは今までのバレー経験の中ではありましたか。 石川:あんまりないですかね。「シーズンの初めはこうだった、でも後半はこうなっていった」と、数字とか見てても、悪くなってるところがなく、改善されてるんですよ。ちゃんとやってることは間違ってない、ちゃんと改善できてるんだなってことを、嘘じゃないというか、口で「お前らいい練習できてるよ、改善されてるよ」って気持ちを乗せるためだったら簡単ですけど、ちゃんと数字を出してみんなの前で話すので。