【松山弘平コラム】思い入れのあるマカオンドールが高知へ移籍 2年前の天皇賞・春は生涯忘れられないレースに
20日付でマカオンドールがJRAの競走馬登録を抹消して、高知競馬に移籍することが発表されました。マカオンドールは僕にとって、とても思い入れのある馬。勝ったレースで印象深いのは2年前の万葉Sですが、その後の天皇賞・春(11着)は生涯、忘れることができないレースです。 その年の3月に落馬で大けがをして、とても不安に思っていた時期。そんな中、復帰後のG1初騎乗の依頼を頂き、關陽彦オーナーをはじめ、関係者の方々にとても感謝しましたし、本当にうれしかったです。 その後もオープンで長く活躍して、ファンの多かった馬。ちょうど今週、オーナーとお会いする機会があり、オーナーも応援してくださった方々に感謝を伝えたい、とおっしゃっていましたが、自分も同じ気持ちです。これからも高知でみんなに愛されて、長く活躍してほしいです。 日曜は東京で7鞍の依頼を頂きました。8Rのウィープディライトは昇級戦で相手が強いですが、芝の長いところは合っています。11Rのタスティエーラはいい枠を引けたと思います。器用さがある馬ですし、自分でレースをつくるイメージで乗って、いい結果を出せるよう頑張ります。
中日スポーツ