スシライス、バナナと合わせる…日本と全然違う!?世界の「お米」事情について調べてみました
-バナナを入れるんですか!塩味のお米と一緒に食べるとどんな味がするのか、とても興味があります。 ブラジルではこの3つの主食だけで食事が完了することもあるそう。豆はタンパク質が豊富なので、炭水化物の米やファロファと組み合わせると、栄養のバランスが成立するということですよ。 レイテさん:「私は学校の給食にかかわる仕事もしています。子どもたちが肉や魚を食べたがらなくても、豆のタンパク質があれば安心です。また、裕福な家庭なら、3つの主食に肉や野菜をプラスすることもありますよ」 -米、豆、ファロファのセットは、家庭でも学校でも食べられているのですね。この料理は、週に何回くらいのペースで食べているのでしょうか? レイテさん:「世界の米料理というと、スペインのパエリアやイタリアのリゾット、インドのビリヤニなどが有名ですね。しかし、これらの料理は現地で毎日食べられているわけではありません。一方、ブラジルでは毎日お米を食べていますよ」 -毎日お米を食べているという点は、日本とブラジルで共通しているのですね。お米がブラジルの食生活に欠かせないことがわかりました。
ブラジルのお米は日本とどう違う?
ブラジルの食生活にお米が欠かせないものであるということをレイテさんから教えてもらいました。日本で私たちが普段食べているお米と、ブラジルのお米の食感や味は同じなのでしょうか?お米の品種について教えてもらいました。 レイテさん:「日本のお米は、もちもちとした食感の品種(うるち米)ですよね。ブラジルのお米はパラパラとした食感です。日本米はお米の粒どうしがくっつきますが、ブラジルのお米はくっつきません」 ひと粒ずつがパラパラに離れているというブラジルのお米。パラパラ食感のお米はイタリアやタイにもありますが、それらとはまた違う品種だそうです。 レイテさん:「豆の煮込みと一緒に食べるとき、豆の煮汁をご飯が吸収して、少しふやけたようなやわらかい食感になります。それを煮込みと一緒に食べます」 豆の風味を吸収したご飯、どんな味がするか食べてみたくなりますね。