タガノビューティー全弟タガノバビロンが力強く伸びて快勝 坂井「いい内容だったと思います」【東京4R・2歳新馬】
27日、東京競馬場で行われた4R・2歳新馬(ダート1600メートル)は単勝2番人気に支持されたヘニーヒューズ産駒のタガノバビロン(牡・西園翔)が勝利した。勝ち時計は1分38秒9(良)。 スタートこそひと息だったが、道中は先行集団のすぐ後ろにピタリとつけての追走。迎えた直線では外に進路を取るとメンバー最速(タイ)となる上がり3ハロン36秒2の末脚を繰り出して後続を2馬身ちぎってみせた。 このレースがJRA通算500勝となった鞍上の坂井は「今日初めて乗せてもらって、まだまだ緩くて完成は先かなという印象でしたが、この血統なのでこの条件はすごく合っていると思います。新馬としてはいろいろ経験できた中でいい内容だったと思います」と課題込みで高評価した。 同馬の全兄はオープンのダート戦線で息の長い活躍を見せているタガノビューティー。その兄が得意とする東京ダートで初陣を飾り、兄同様に息の長い堅実な活躍が期待される。
東スポ競馬編集部