「とりあえずビール」は死語? 忘年会に向かう酒飲み全員必読「飲めない人たち」のホンネ!
忘年会シーズン到来! 1年間の疲れを酒で流し切りたい人々がいる一方、お酒を飲めない人だって意外と多い。そんな「飲めない人たち」は、どれくらいいるのだろうか? そして、飲み会って好きなのだろうか? アンケートと覆面座談会でホンネに迫る! 【図表】アンケートの結果を全部見る ■令和における飲みニケーション 早いもので、今年も忘年会のシーズンがやって来た。しかし、「アルハラ(アルコールハラスメント)」という言葉が広く知れ渡り、職場の同僚や後輩を飲みに誘うのも気が引ける時代。おまけに新型コロナウイルスの流行もあり、めっきり飲み会の回数も減った。 一方で、そんな状況を打破しようという動きもある。アサヒビールは「スマドリ(スマートドリンキング)」という造語を交え、飲めない人にアルコールを強要しない飲み会をCMで提案。 また、英語圏からは「あえてお酒を飲まないライフスタイル」という意味の「ソバーキュリアス」という言葉も輸入され、体質だけでなく信条としてお酒を飲まない人も現れている。 お酒を巡ってさまざまなタイプの人が入り乱れる今。「俺の酒が飲めないのか!」と、上司からつがれたお酒を無理やり飲まされる"昭和"な宴会とは隔世の感がある。 とはいっても、アルハラめいた酒席もなくはない。かくいう筆者もお酒に弱いのだが、1杯目は乾杯のためにビールに付き合い、2杯目からはソフトドリンクを飲むのが常だ。 けれども、飲み会の幹事が問答無用で追加のお酒を頼みまくり、ついぞ自分でソフトドリンクを注文できない......なんてこともままある。 お酒を飲める人、飲めない人が入り交じる令和の飲み会の実態に迫るべく、アンケートを実施した! ■「飲めない人」は想像以上に多い! 日本在住の20~60代の男女1000人にどれほどお酒を飲めるかを聞いてみたところ(Q1)、驚くべきことに27%以上の人がお酒を「まったく飲めない」と回答。 「あまり飲めない」と合わせると、実に半数以上がお酒に弱いということになる。酒量やアルコール量の基準を設けていない自己判断ベースの回答とはいえ、これは想像以上の多さだろう。