「とりあえずビール」は死語? 忘年会に向かう酒飲み全員必読「飲めない人たち」のホンネ!
O 招待された宴席が、「1杯目にシャンパンを頼むのが普通」みたいなお店で、誘ってくれた方の体裁のために断れないことがありました。 K わかります。ハレの日に行くようないいお店だと、コースと一緒にペアリングのお酒を頼まないといけなかったりして。雰囲気に押されてちょっと口をつけるんですが、それでその後の食事が楽しめなくなってしまったり......。 S 案外「お酒が飲めない人お断り」のお店は多いんですよね。例えば、ワインを推しているお店だと、「ワインに合うお食事をお出ししているので、お酒を召し上がれない方はちょっと......」と断られてしまうことがありました。 K 私自身は濃い味つけが好きなので、居酒屋の食べ物自体は好きですけどね。 ■「食」と「運転」に逃げざるをえない ――実際の飲み会の席ではどんな困り事がありますか? Y やはり1杯目のビールを断るのが難しい。大人数の飲み会でウーロン茶を頼んで、注文をまとめていた若手に「ウーロン茶ですか?」と聞き返されたのがつらかったです。 S 私は1杯目のお酒が減らないよう死守して、次のお酒を頼まれないようにしてます。それでも度数低めのかわいいカクテルを「これなら大丈夫じゃない?」と気遣って勧めてくださる方もいて、断りづらいんですよね......。 Y あと、お酒の席だと酔えば酔うほど会の時間が長くなりますよね。楽しい会のときはいいのですが、退屈な会だと手持ち無沙汰になってしまう。「ちょっとお先に!」と言って中座してしまえればいいのでしょうが、私は性格的にそれもできなくて。 代わりに、食に逃げちゃいますね。端っこで、ずっと目の前のものを食べ続けてしまう。 O わかります! 行き場をなくしているお皿を全部引き取って食べたり、空いたお皿を下げてもらったり......。つい飲み会の世話を焼くことに自分の居場所を見つけてしまうんですよね。だから飲み会に行くときは「今日はどんな感じになるのかな」って緊張します(笑)。 食事会ならコースとかでだいたい終わりの時間が決まっていたり、満腹になったらお開きになるので気が楽ですが、飲み会は覚悟をしなくてはいけません! Y 終電が早い地元の飲み会だと、運転手役を買って出ることでお酒を回避できることもあるんですけどね。 O それが、私の母方の地元・福岡では運転代行サービスが異様に充実してまして、帰省時の飲み会で私が「今日運転するから」ってお酒を断っても、「代行頼めばいいじゃん!」って親戚に飲まされるんですよね(泣)。