【宮崎県・2024年版】秋の絶景・風物詩10選。コバルトブルーの水面に紅葉のパッチワークが映える「えびの高原」
◆去川のイチョウ
「去川のイチョウ」は、宮崎市高岡町にある推定樹齢約800年のイチョウの木。幹回り10メートル、樹高41メートルの巨木で、国の天然記念物に指定されている。 市内有数の紅葉の名所で、四方に大きく伸ばす枝いっぱいに黄色の葉を纏う姿は見ごたえ抜群。遠くから見ても存在感があり、近づけば近づくほど迫力が増していく。 紅葉の見ごろの時期になると、九州のみならず全国からも多くの観光客が訪れ、写真に収めていく人も多い。 去川のイチョウ(さるかわのイチョウ) 所在地 宮崎県宮崎市高岡町内山3704-1
◆青井岳自然公園
青井岳自然公園は、大淀川支流境川の渓谷沿いに広がる公園。紅葉の人気スポットで、赤や黄色の葉が清流を彩る美しい景色を眺めながら、川沿いの散策が楽しめる。 近くには温泉宿泊施設「青井岳荘」があり、とろみのある名湯が散策で疲れた体を癒やしてくれる。また、青井岳荘には宿泊施設やレストラン、売店等も整備されているので、ゆったりとくつろぐこともできる。 ※見ごろの時期:10月下旬~11月上旬 青井岳自然公園(あおいだけしぜんこうえん) 所在地 宮崎県都城市山之口町山之口
◆国見ヶ丘の雲海
高千穂山峡の中で最も展望のよい場所とされる国見ヶ丘。この丘から望む祖母傾の連山や阿蘇山、眼下に広がる高千穂盆地の眺望は素晴らしく、秋の早朝には足下から湧き立つ雲海を見ることもできる。 国見ヶ丘は、神武天皇の孫のタケイワタツノミコトが九州統治の際に、国見をしたと伝わる神話の丘。標高513メートルの展望所からは祖母傾(そぼかたむき)の連山、高千穂盆地や阿蘇が広がるパノラマ絶景を一望できる。 高千穂町国見ヶ丘の雲海は、東側の日が昇る方角が有名ですが、実は反対の方角である西側も、逆光にならないこともあり、雲海をきれいに観賞できる。 また、条件が揃えば、自分の影が雲海に映り、その周りに虹が見えるなど、知る人ぞ知るレアな光景を楽しめる。 国見ヶ丘の雲海(くにみがおかのうんかい) 所在地 宮崎県高千穂町大字押方