関電が金品受領で再び会見(全文9)スーツは儀礼の範囲内だと思った
慌てて返したという印象が強いが
関西テレビ:関西テレビの【スズキ 02:58:14】と申します。2点ほどありまして、1点目がお2人にお伺いしたいんですが、処分について額を考慮されてこういう処分を決められたということだったんですが、率直に、それぞれの処分について甘いものでないか、その処分の厳しさについてどうご認識されてるのかというのが1点と、あと岩根社長にもう1点お伺いしたいのが、吉田開発の税務調査が入った翌月に返されたということで、どうしてもタイミングが来たというよりも、慌てて返したという印象が強いように思うんですが、そういうことではないのかどうかをお願いします。 岩根:処分につきまして、ああいう判断をしたわけですが、やはりこの判断で良かったかどうかも含めまして第三者委員会の先生のご意見も聞きながら、このプロセスを見直してまいりたいというふうに思ってございます。 それから返すタイミングにつきましては、私、原子力事業本部の役員に返せるときに一緒に返すという形で任せておりましたので、今のタイミングだったら返せるというふうに聞いておりまして、本人や原子力事業本部の人間は、私が預かってから国税の査察の入るまでに36回、複数名でございます、1人じゃなくて、36回面談して返却の打診をしたけども、なかなか受けてくれなかったですけども、そのタイミングで、弱気、弱気というんですか、今だったら返すということに対して、うん、を、イエスと言ってくれるかもしれないということで、行って、了解を取ってきたということでございますので、その関係をどう結び付けるかということでありますけども、それまでも、都度、返却の打診をずっと続けてたことだけは事実でございます。 司会:よろしいですか、失礼しました。 八木:処分の件、私からお答えいたします。今回の処分につきましては調査委員会の中におきまして、今回の件がコンプライアンス上、不適切ではあるけれども違法ではないという判断があったということ、しかしながら組織の長という立場、私は社長、また会長という立場でございますが、そうした前例を打開するような抜本的な、抜本改善に向けた組織的な対応というところまで先導できなかったと、そしてこういった不適切な状況、長期化を生じせしめたということの意味合いで処分の判断をいたしたわけでございますが、社長の申し上げましたとおり、その判断がどうだったのかというのは今後のこと、今度の新しい調査委員会においてまたご評価いただきたいと思っております。 司会:よろしいですか。じゃあそちらの方。質問を絞ってください。 【書き起こし】関電が金品受領で再び会見 全文10へ続く