Ryzen AIと7型OLED搭載の「OneXFly F1 Pro」とAMD Radeon RX 7800M内蔵の外付けGPUボックス「ONEXGPU 2」を触ってきた
先行購入者に「オリジナルネームタグ」をプレゼント
OneXFly F1 Proの発送は2025年1月10日にスタート予定だが、1月31日までの購入者限定で、コントローラー下部をカスタマイズするオリジナルネームタグの特典が付く。文字数が限られるものの、自分の名前やeスポーツチーム名などを入れてカスタマイズすれば、愛着がわくことだろう。 山田社長は「eスポーツチームの宣伝のためにも、ぜひ活用してもらいたい」と語っていた。 また、中国からビデオ通話に参加したワンCEOは、「AMD Ryzen AI 9 HX 370とOLEDを備えたハイスペックモデルとして開発した。さらに、ユーザーから要望の多かったバッテリー問題も解決することができた。長く使ってもらえる製品になったのではないか」と語っていた。
ONEXGPU 2は“外付けGPUステーション”だ
ONEXGPU 2について山田社長は「外付けGPUボックスではなく外付けGPUステーションと呼ぶにふさわしい製品だ」と語る。USB4またはThunderbolt 4でPCと接続することで、最大3画面、4K/8K出力が可能になるのに加え、USBハブ機能、SSDの追加などを行えるからだ。 もちろん、接続したPCのグラフィックスの処理性能も高められる。例えばROG AllyなどRyzen Z1 Extreme搭載モデルとつなげることで2倍以上パフォーマンスが向上するという。 試しに、Core Ultra 7 155H搭載の「ONEXPLAYER X1」と接続してベンチマークテストの「ファイナルファンタジーXIV 黄金のレガシー」を試したところ、フルHD(1920×1080ピクセル)画質では本体のみでは4183というスコアが、1万5590と373%もスコアがアップしたという。4K(3840×2160ピクセル)最高品質でテストしたところ、本体のみでは計測不可で1214だったのが、「やや快適」で6429となった。 「ONEXGPU 2を使っていただくことで、ポータブルゲーミングPCが一般的なゲーミングPCクラスの性能を獲得できるようになる。ゲームプレイをしない人であっても、3D CADやCGなどのレンダリング処理の高速化が可能だ。インタフェース類が豊富でPCの機能を拡張できることもあり、ゲームにもビジネス用途にも活用してもらえる」(山田社長) ONEXGPU 2の発売は1月上旬を予定しているとのことだ。予約期間中は通常価格から5000円オフとなる14万4800円で受け付けている。
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