J1残留へ痛恨ドローの札幌。試合後に指揮官が語ったコンサドーレファミリーへの感謝と要望
残り2試合、残留ラインの17位柏と勝点6差
[J1第36節]湘南 1-1 札幌/11月9日/レモンガススタジアム平塚 11月9日、降格圏の19位に沈む北海道コンサドーレ札幌は、12位の湘南ベルマーレと敵地で対戦。スコアレスで迎えた50分に先制点を献上するも、59分に駒井善成が同点ゴールを決めてドローに持ち込んだ。 【画像】残留信じ集結した北海道コンサドーレ札幌サポーターの声援が、平塚の地にこだまする!(Part1) J1残留に望みを繋ぐ勝点1を掴んだ。だが、欲しかったのは勝点3だ。 「すぐにコメントをするのは簡単じゃない。今、この結果を受けていろんな感情がある。何を話せばいいか...」 試合後の会見で、開口一番に心境を口にした札幌のペトロヴィッチ監督は、湘南戦を次のように振り返った。 「選手たちにもプレッシャーがあったのか、前半は固い入りで、なかなか自分たちが思うようにボールを前進させることができなかった。 後半に入って先に失点して、非常に苦しい試合展開だったなか、選手たちが勝ちたい気持ちを表に出して戦ってくれた。(リーグ戦で4連勝中と)調子の良い湘南に対して素晴らしい後半を見せられたと思う。唯一足らなかったのは2点目。選手たちは本当に全力で戦ってくれた」 また、チームを支え続けるコンサドーレファミリーへの感謝も口にする。 「時間とお金をかけて北海道から来ているサポーターもいるなかで、今日もたくさんのサポーターが試合前、試合中、そして試合後も後押しをしてくれた。結果が出せなかったのは非常に残念だが、そういった素晴らしいサポーターがいることを改めてこの場でコメントしたいし、感謝したい。 私は7シーズンにわたって札幌で仕事をしてきた。クラブスタッフは常に良いサポートをしてくれて、パートナー企業も常にクラブを支えてくれて、本当に感謝しかない。 まだ決まってない降格の話をするのはどうかと思うが、もしそういう状況になったとしても、引き続き後押しをお願いしたい」 リーグ戦は残り2試合。札幌は残留ラインの17位の柏レイソルと勝点6差のため、自力で残留を決められない厳しい状況だが、わずかに望みはある。その奇跡を信じたい。 取材・文●金子徹(サッカーダイジェスト編集部)
【関連記事】
- 「鈴木優磨」がトレンド入り。“乱暴な行為”で一発退場。「愚行だ」「このレッドはまじでいらない」ほか「厳しい判定」「少しかわいそう」の声も
- 「キツくなったなぁ」「追いついたのに、、、」18位ジュビロ、ガンバとの死闘で競り負ける「ここで終わりではない」「次は勝とうぜ!」などエールも
- 「負けたら終わりのデスゲーム」「なんだこの絶望な表は」J1残留争いの対戦カードにファン大注目!「ベルマーレいない」
- 「改めてこれで見るとやばい」残り2枠を巡るサバイバル! J1昇格PO出場条件まとめに反響「J2面白すぎる」「つまり勝てばいい」
- 「海外でもあんまり見たことない」鈴木優磨の“一発レッド”判定に三竿健斗が言及。数的不利での守備には手応え【鹿島】